鈴鹿8時間耐久2019 [モータースポーツ]
YAMAHA FACTORY RACING TEAM PP
鈴鹿は例年の地獄のような灼熱状態で無く、カワサキワークスのKawasaki Racing Team Suzuka 8HとホンダワークスのRed Bull Hondaが2名のライダーだけで8時間を走りきれる楽な状態。
スタート直後から、スプリントレースの様なシビアなトップ争うが続いたが、やがて優勝はホンダ・カワサキ・ヤマハに絞り込まれる…カワサキやホンダも8耐に戻ってきたのに、スズキのワークスが参戦していないのが残念。
今年の8耐は「残り30分から」が本当の勝負だった…最後に起きるアクシデントさえ無ければレース観戦としては一粒で何度も美味しい、最高に楽しめるレースになるはずだった。
レース後半、鈴鹿の空が暗くなり出した頃から動きが激しくなる…日没の暗さでは無く、雨雲による暗さだった。
順位はKawasaki Racing Team Suzuka 8H、Red Bull Honda、YAMAHA FACTORY RACING TEAMの並びで、残り2時間頃にトップのカワサキのハスラムが体調不良でペースダウン、残り1時間頃に後方から追い上げてきたホンダの高橋に抜かれる…今年はホンダを応援していた俺も、テレビの前で「矢野ガッツ」!
ライトオンボードが掲示され、ホンダ最後のピットインで何故かライダーを代えずに高橋続投…結局清成龍一は一度も走らないという謎だらけの作戦…実況でも高橋が最後まで走るのは想定されていたというものの、最後まで持つのか?とのコメントが目立った。
大勢の予想通り、疲れが目立つ高橋はカワサキに抜かれ、ヤマハにも抜かれて3位に交代…レース後の宇川監督のインタビューも現役時代の走り同様に歯切れが悪かった…俺なんかはわざと負けたとしか思えなかった。
同じく、カワサキワークスチームもSBKのトプラク・ラズガットリオグルが1スティントも走れなかった事を不満としてSBKでのカワサキとの契約はせずヤマハと契約することをレース後に公表している。
EWC年間エントリーチームのSuzuki Endurance Racing Teamがピットアウトする時、マフラーから凄まじい勢いで炎が出ているのが見え、実況も「大丈夫か?」と驚いていたが、その後雨が降り出して暫くすると炎上してオイルをまき散らしながら走行を続けるのが画面に飛び込んできた。
Suzuki Endurance Racing Teamはマシンが炎上しているにも関わらず、その後も走り続けたのでかなりの広範囲にオイルが乗る状態となる。
刻一刻と暗くなる中で雨に加えてオイルが出たのに、レッドフラッグも振られずペースカーも出ずに、オイル旗が振られるだけで、実況も「ペースカーを出すべき」と混乱する。
レース終了残り1分30秒、トップを走るカワサキのジョナサン・レイがオイルで滑って転倒リタイア!
テレビの画面ではカワサキのリタイアを見てからレッドフラッグ掲げられた様に見えた。
レースは中止、レイ選手は5分以内にピットに帰還出来ずにレースを終えたので、優勝は王者YAMAHA FACTORY RACING TEAMの5連覇で幕を閉じた。
ヤマハ・ファクトリー・レーシングチームはポールポジションスタートで、目標の5年連続優勝と完璧な内容だった。
2位は高橋巧が健闘したRed Bull Honda、3位にF.C.C. TSR Honda Franceが入り、惜しくも加賀山就臣のYOSHIMURA SUZUKI MOTUL RACINGは4位だった。
しかし、その後カワサキによる異議申し立てが認められKawasaki Racing Team Suzuka 8Hが優勝となった。
レッドフラッグが提示されレースが中止された場合、「5分以内にボックスに戻る」というルールはSBKの規則であり、鈴鹿8耐レースを開催しているFIM世界耐久選手権のルールにはなく「レッドフラッグが提示される前にゴールラインを通過した順位が最終リザルトとなる」というのが理由らしく、ヤマハが異議を唱えなかった事でパルクフェルメで車検の後にカワサキの優勝が正式決定となった。
しかし、解説のMOTO-3のチャンピオン青木治親氏も言っていたが、歯切れの悪いグダグダの最後だった。
レースディレクションはオイルが出た時点で赤旗を出すべきで、コース上でオイルをまき散らしながら危険走行を続けたライダーにはペナルティーだったと思う。
もう昔の牧歌的な耐久レースで無く、ファイナルラップまで僅差で争うスプリントレースの連続なので「転倒リタイアした者が優勝できるルール」というのは見直しが必要だと思う。
また「二輪レース芸者」の吉本の芸人が出てきて、凄く不快な気分になった…お笑いはお笑い番組から出て来てくれるなと言いたい。
それまでが、スプリントレース並の手に汗握る素晴らしいレース内容だっただけに、レースディレクションの不手際は残念だった…得をしたのは暫定3位だったF.C.C. TSR Honda Franceがシャンパン呑めた位だと思う。
皆頑張ったけど、俺的には今年の8耐はヤマハの優勝かな。
さて、8耐が終わればMOTO-GPが再開する。
しかし、ロレンソが少なくともあと2戦は欠場なので興味も半減なのだ。
鈴鹿は例年の地獄のような灼熱状態で無く、カワサキワークスのKawasaki Racing Team Suzuka 8HとホンダワークスのRed Bull Hondaが2名のライダーだけで8時間を走りきれる楽な状態。
スタート直後から、スプリントレースの様なシビアなトップ争うが続いたが、やがて優勝はホンダ・カワサキ・ヤマハに絞り込まれる…カワサキやホンダも8耐に戻ってきたのに、スズキのワークスが参戦していないのが残念。
今年の8耐は「残り30分から」が本当の勝負だった…最後に起きるアクシデントさえ無ければレース観戦としては一粒で何度も美味しい、最高に楽しめるレースになるはずだった。
レース後半、鈴鹿の空が暗くなり出した頃から動きが激しくなる…日没の暗さでは無く、雨雲による暗さだった。
順位はKawasaki Racing Team Suzuka 8H、Red Bull Honda、YAMAHA FACTORY RACING TEAMの並びで、残り2時間頃にトップのカワサキのハスラムが体調不良でペースダウン、残り1時間頃に後方から追い上げてきたホンダの高橋に抜かれる…今年はホンダを応援していた俺も、テレビの前で「矢野ガッツ」!
ライトオンボードが掲示され、ホンダ最後のピットインで何故かライダーを代えずに高橋続投…結局清成龍一は一度も走らないという謎だらけの作戦…実況でも高橋が最後まで走るのは想定されていたというものの、最後まで持つのか?とのコメントが目立った。
大勢の予想通り、疲れが目立つ高橋はカワサキに抜かれ、ヤマハにも抜かれて3位に交代…レース後の宇川監督のインタビューも現役時代の走り同様に歯切れが悪かった…俺なんかはわざと負けたとしか思えなかった。
同じく、カワサキワークスチームもSBKのトプラク・ラズガットリオグルが1スティントも走れなかった事を不満としてSBKでのカワサキとの契約はせずヤマハと契約することをレース後に公表している。
EWC年間エントリーチームのSuzuki Endurance Racing Teamがピットアウトする時、マフラーから凄まじい勢いで炎が出ているのが見え、実況も「大丈夫か?」と驚いていたが、その後雨が降り出して暫くすると炎上してオイルをまき散らしながら走行を続けるのが画面に飛び込んできた。
Suzuki Endurance Racing Teamはマシンが炎上しているにも関わらず、その後も走り続けたのでかなりの広範囲にオイルが乗る状態となる。
刻一刻と暗くなる中で雨に加えてオイルが出たのに、レッドフラッグも振られずペースカーも出ずに、オイル旗が振られるだけで、実況も「ペースカーを出すべき」と混乱する。
レース終了残り1分30秒、トップを走るカワサキのジョナサン・レイがオイルで滑って転倒リタイア!
テレビの画面ではカワサキのリタイアを見てからレッドフラッグ掲げられた様に見えた。
レースは中止、レイ選手は5分以内にピットに帰還出来ずにレースを終えたので、優勝は王者YAMAHA FACTORY RACING TEAMの5連覇で幕を閉じた。
ヤマハ・ファクトリー・レーシングチームはポールポジションスタートで、目標の5年連続優勝と完璧な内容だった。
2位は高橋巧が健闘したRed Bull Honda、3位にF.C.C. TSR Honda Franceが入り、惜しくも加賀山就臣のYOSHIMURA SUZUKI MOTUL RACINGは4位だった。
しかし、その後カワサキによる異議申し立てが認められKawasaki Racing Team Suzuka 8Hが優勝となった。
レッドフラッグが提示されレースが中止された場合、「5分以内にボックスに戻る」というルールはSBKの規則であり、鈴鹿8耐レースを開催しているFIM世界耐久選手権のルールにはなく「レッドフラッグが提示される前にゴールラインを通過した順位が最終リザルトとなる」というのが理由らしく、ヤマハが異議を唱えなかった事でパルクフェルメで車検の後にカワサキの優勝が正式決定となった。
しかし、解説のMOTO-3のチャンピオン青木治親氏も言っていたが、歯切れの悪いグダグダの最後だった。
レースディレクションはオイルが出た時点で赤旗を出すべきで、コース上でオイルをまき散らしながら危険走行を続けたライダーにはペナルティーだったと思う。
もう昔の牧歌的な耐久レースで無く、ファイナルラップまで僅差で争うスプリントレースの連続なので「転倒リタイアした者が優勝できるルール」というのは見直しが必要だと思う。
また「二輪レース芸者」の吉本の芸人が出てきて、凄く不快な気分になった…お笑いはお笑い番組から出て来てくれるなと言いたい。
それまでが、スプリントレース並の手に汗握る素晴らしいレース内容だっただけに、レースディレクションの不手際は残念だった…得をしたのは暫定3位だったF.C.C. TSR Honda Franceがシャンパン呑めた位だと思う。
皆頑張ったけど、俺的には今年の8耐はヤマハの優勝かな。
さて、8耐が終わればMOTO-GPが再開する。
しかし、ロレンソが少なくともあと2戦は欠場なので興味も半減なのだ。
2019-07-29 23:18