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AIで惑星探査 [宇宙]

これからの天文学[夜]


太陽系以外の惑星を探すのに、AIが威力を発揮した。

人工知能が宇宙開発分野で活躍している。

最近人工知能が恒星ケプラー90の8つ目の惑星を発見した。

地球から観測出来る膨大な恒星の周辺に、太陽の周りを回る星々の様な衛星があるのか?は、恒星が発する光の両で判断する。

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例えば太陽周りを水星、金星、地球、火星…衛星が廻っているが、太陽系外の星から太陽という恒星を観察すれば、我々の地球が観測者から見て太陽を横切るとき、僅かではあるが太陽の光が少なくなる事で惑星があることが判る。

地球から無数にある恒星の惑星探査は気の遠くなる作業だが、こういう作業こそAIに向いていると思う。

太陽系から2545光年離れたケプラー90には8つの惑星がある事が判明したが、8つの惑星を持つ恒星は、観測史上でこれまで太陽しか見つかっておらず、最多タイ記録となる。

因みに見つかった惑星「ケプラー90i」は地球より約30%大きい惑星で、表面温度が426℃に達するため、生命は存在しないと考えられている。

人工知能で更なる星の発見が期待されるのだ。