生命の起源

謎の赤い雨最近は宇宙の誕生の謎などに興味があるが、生命の起源もよくわかっていない謎。

一体生命は何処から生まれたのか？

スリランカに降った「赤い雨」にヒントがあるかもしれないと言われている。

赤い雨はインドなどで観測されていた。

インドでは赤い雨に生物の細胞が含まれていることが確認され、「この細胞は地球外から来たものだ」とする仮説を発表した。

その後2012年11月にスリランカでも赤い雨が降った。

結果、雨水の赤い色はミドリムシの一種によるものだとの解析を報告したが、その後の詳しいDNA鑑定の結果、シアノバクテリアという藍色細菌だと判ったが…遺伝子を調べたところ国際的な膨大なデータベースの中のどれにも当てはまらなかった。




2015年、国際宇宙ステーションで宇宙空間を飛び交う微粒子を捕獲し、生命の種を探す「タンポポ計画」が行われ、捕獲した微粒子の解析が行われている。

そのタンポポ計画では、地球の微生物を宇宙空間に晒し耐性を観察する計画も行われた。

驚くことに、1年間宇宙空間に晒された微生物は乾燥した冬眠状態にあり、地球に戻って培養に成功した。

そうなると、宇宙空間や、地球に降ってくる隕石などの中に生きている微生物が潜んでいる可能性が出てくる。

もし赤い雨のシアノバクテリアが宇宙からやってきたものだとなれば、地球最初の生命体は宇宙からやってきた可能性があることになる。

この「宇宙空間」というのが謎だらけで、例えばアポロが持ち帰った月の砂には月の酸素と太陽から運ばれてきた酸素と謎の酸素が含まれていて、謎の酸素は地球の大気と酷似していた事から、月周回衛星「かぐや」にセンサーを取り付けたところ、太陽風の影響を受けた地球の磁場が地球の酸素を月まで運んでいる事が確認されている。

つまり微弱なのかもよくわからないが、月面には酸素があるという話になる。

それなら俺が子供の頃に見たアポロ乗組員による月面での落下実験は何だったのか？という事になる…確かハンマーと羽を同時に落としても真空だから落下スピードは変わらないと言っていた記憶があるが、空気が存在するならそうならないはずで、あの実験は何処で行っていたのだろうか？




また、宇宙からバクテリアがやって来れるという事になると、宇宙空間って何もない真空では無かったの？って事で、酸素もあればバクテリアもいるって事は、ダークエネルギーやダークマターでは無いが、これまでの真空の概念を再考する時期なのかもしれない。

真空の中には何があるのか？

宇宙空間には何があるのか？

でも赤い雨が藍色細菌だから良かったものの、人食いバクテリアだったらパニックなのだ。