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野外ライブ [日記]

猛暑でフラフラ[晴れ]

先日、ライブで東京都の西側に位置する昭島という所に出かけた。

俺は何故か東京に住んで最初にバイトで出かけた場所が昭島だと思いこんでいたけど、実際に行ってみると初めての場所だった。

この辺りの地名は拝島とか昭島とか海に関連する地名が多いが、実際昔は海だったそうだ。

清瀬から西武池袋線で所沢、西武新宿線に乗り換えて東村山、西武国分寺線で国分寺、JR中央線で立川、JR青梅線に乗り換えて昭島とちょっとした旅行だった。

立川駅で青梅線に乗り換えるときなど、行き先の案内が出ても、それが昭島に行くのか?が判らなくて、危うく八王子方面に行くところだった。

青梅線に乗って驚いたのが、車両のドアの開閉ボタン。

駅に到着して降りたい人はボタンを押さないとドアが開かない!

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降りる人がいなくて、ホームで乗りたい人がいる場合は中にいる人がドアを開けてあげるのか?とか、興味津々で観察していると、どうやら車両の外側にもドアの開閉ボタンが付いているらしい。

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これって朝の通勤ラッシュの時など、後から駅に来た人が次々とボタンを押し続ければ永久に発車出来ないのでは?と思ってしまうが、大丈夫なんだろうか?

というのも、青梅線なんて凄い田舎だと思っていたけど、車内は結構混んでいた。


JR昭島駅を降りると、再び冷房の効いた車内に戻りたくなるような茹だるような猛暑状態だった!

前日は気温が冬のように寒くて豪雨だったが、翌日のライブの日は30度まで上がる真夏日で気温の変化が激しかった。

俺は気温の変化に超弱い…肌が異様に直射日光に弱く、急激な気温の変化に弱いので、こういう特殊な日は人一倍熱中症に神経質になる。

昔、5月の猛暑日という異常気象な日にカロンというバンドでライブをした時、熱射病の様な激しい頭痛に襲われながら演奏した事がトラウマになっていて、冷えた缶コーヒーなどを後頭部や首の周囲に当てたり冷感のウエットティッシュなどを使いまくったり少し大げさに熱対策していた。

楽屋というか、待合室というのがエアコンのある室内で無く、熱風が吹き荒れる中に設置されたテントだったので、中は外の方がまだ涼しい程の凄まじい状態だった…ひ弱な室内犬とかなら即死だと思う。

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俺は暑さで何もしないうちからバテバテだったけど、俺以外のメンバー達は至って普通だったのにも驚いた。

ステージは屋根のある野外ライブだったけど、時々風が吹くんだけど熱風なので全く涼しくない…とりあえずステージ上にタオルやスポーツドリンクなどを持っていき、曲間毎に水分補給をして最後まで何とか乗り切った。

水分や暑さの事まで気が回らないで、対策無しで演奏していたメンバー達のタフさが羨ましかった。

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最近は野外ライブが多いけど、前回の野外が極寒だったのに対し、今回は猛暑…自然が相手なのでナカナカこちらの都合良い様に上手くいかない。

ただ、ステージは広くてシッカリしていたし、音響も良かったので天気が良ければ悪くない環境だったと思う。

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困ったのはベースアンプで、かなりの上位機種だと思うが、俺の苦手なTRACE ELLIOTだった。

初めて使うアンプだったけど、よくわからないが記憶が確かならロー用のコンプとハイ用のコンプがあって、両方をOFFにしてアンプヘッドのイコライザーのハイミドル域をブーストさせてみたが音が抜けなくて困った…音程感が判らないので、他の楽器とのバランスより大きめのボリュームにするしか無かったが、ステージが広いからか、モニターがシッカリしているからなのか、音が回ることが無くて助かった。

演奏後は帰路の距離も考えて、即メンバーに別れを告げて駅に向かったが、帰宅途中から予想以上に疲弊している事に気がついてそれが正解だったと確信した…ただ、今回の様な特殊な天気でなければプチ旅気分も味わえる楽いライブだったと思う。

野外という自然に身体を合わせるのは難しいのだ。