リハビリ日記

No０１ギター永らくギターを弾かないとどういう事になるのか？

これは俺自身も若い頃は疑問だった。

例えばレッド・ツェッペリンの一日だけの再結成とかをテレビで見て、ジミー・ペイジのギターが恐ろしく劣化していたりすると、一体何があったの？と思っていた…どうすればそうなるか？が謎だった。

俺は、楽器やバンドにブランクは無い…ギターからベースに持ち替えているが、ライブも定期的にやっているので、そういう方面での勘の鈍りとかは無い。

ただ、ギターに関しても「ベースを弾いているので大丈夫だろう」と気にしなかったが、結論からいえばギターとベースは別の楽器だった。

現在、ある程度ベースも弾けるようになっているので、両楽器を比べるとギターを弾く方が握力が必要になる…ギターのブランクから来る劣化で最も大変なのは弦を押さえる指の筋力の低下だった。

俺の場合、昔弾いていた感覚で弾こうとすると指がフニャフニャで痛めそうになったので、なるべく指に負荷の掛からない様にソフトに弾く様に注意した。

足に例えれば、筋肉が落ちて歩けない状態で、ジミー・ペイジもこういう症状だったのか？と思った。

あと、時々リハビリネタで書いているが、長く弾かないと「弾き慣れたギター」という項目が消滅する。

以前弾いていたときの感覚などが初期化されているので、再び最初から弾き慣れる方向に進むので、ギターを替えるチャンスだ…俺はこれを機に、再び昔のメインギターに持ち替えていて、少しずつだけど慣れてきている。

昔のギターを再び選んだ理由は、ブリッジがFLOYDROSEなのでノーマルのブリッジより少し高いのがベースに近くて違和感が無いからで、ノーマルだと低く感じてミュートし辛い。

メインギターに慣れてくると、不思議な事に他のギターがイマイチになっていく。

そして、過去の俺が何故そのギターをメインで弾いていたかが理解できてくる…良さの再確認みたいな気分になってくる。

とりあえずNo01ギターを久しぶりにケースから引っ張り出してみた。

凄く懐かしい…。

いずれにせよ古いギターなので、すり減っているパーツは交換しようと思う。

ピックガードは、オリジナル時のブラックに戻そうと思っていて、前と後ろにEMGを付けられるハンバッカー用の穴が空いたピックガードを取り寄せた。




メインギターの復活に向けて、リハビリを続けるのだ。