2019 MotoGP 第５戦 ル・マンGP

マルケスPP


MOTO-GPはフランスへ。




予選は、好調で手の付けられないマルケスが悠々とポールを獲得。




予選は2位から4位までドゥカティ勢が占めた。

決勝は気温の上がらない微妙な天気の中、マルケスがトップを独走、途中ミラーがマルケスをパスしてバトルになるも役者が違う感じで、マルケスはそのまま後続を引き離して独り旅。

レース終盤、2位のドヴィツィオーゾと3位のペトルッチが同チーム同士の争いになり、駆け引きでスピードが落ちて後続集団が追いつくが、ロッシは追いつけなかった。

マルケスの見事なポール・トゥ・ウインで、ホンダのロードレース世界選手権の最高峰クラスにおける300勝目を飾った。

全てが危なげなく、全てが予想通りの結果だった。




マルケスは予選で頻繁に転ぶ。

転ぶまで攻めて限界点を把握し、決勝では転けずに誰よりも早くゴールする…そして何度転けても怪我をしない。

転けることで色々計測する…これには転けても怪我をしないことが前提で、誰にもまねできない。

マルケスの独り旅は当分続くのだ。