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2019 MotoGP 第4戦 へレスGP [モータースポーツ]

クアルタラローPP[モータースポーツ]


いよいよMOTO-GPが本場ヨーロッパに戻ってきた。

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ここからが実質上の開幕だと思うが、いきなりクアルタラローがマルケスの最年少PP獲得記録を更新してのポールゲットだった。

予選はヤマハのサテライトが大活躍で、モルビデッリも2位に入りヤマハ・ペトロナスSRTがファーストローを独占…肝心のヤマハファクトリーはヴィニャーレスが5位、ロッシは13位からのスタート。

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ただロッシはイタリア人だからガムシャラにならないのは理解できるが、予想外だったのがロレンソで、マルケスがレースを想定したセッティングで3位だったのに対し、地元の得意なコースで11位に沈んだ。

本人のコメントによれば、ホンダは小さいマシンで馬力はあるが操縦に苦しんでいる…ヤマハから真逆のドゥカティに走りのスタイルを合わせることが出来たので、ホンダにも合わせられると思ったが、どうやら勝手が違うようだ。

決勝はマルケスの独り舞台で、2位以下がMOTO-GPって感じだった。

最近乗れているリンスが2位、3位にはヴィニャーレスとスペイン人ライダーが表彰台を独占した。

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ロレンソのコメントによれば、未だに両腕の力に頼っているので、何周か走ると疲れ切ってしまうとの事で…これは腕上がりの手術をしたペドロサと同じ症状なので、レプソルのマシンはマルケスだけに特化したマシンなのかも…マルケスと真逆の走りのロレンソはペドロサと同じ結末を迎えることになるんだろうか?

もしそうであれば深追いせず、早急にドゥカティに戻った方が良いと思う…イコールコンディションならいざしらず、マシンがマルケスに有利に作られているのであれば勝ち目はない。

ただ今回のロレンソは、順位を棄てても最後まで完走してデータを集めている様に見えたので、何らかの突破口を見つけているかも。

次戦はクアルタラローが地元のフランスで行われるル・マンGP。

ロレンソの復活に期待なのだ。