日本がダメな理由

資格社会
今の日本は世界の国々と比べてかなり劣って来ているのは確かで、ニッサンを例に出すまでも無くメガバンクですら外資系に乗っ取られている。

日本がダメになった原因となれば、山ほどあるんだろうけど、その典型なのが資格だと思う。

グローバル化の競争社会でモノを言うのは、個人の能力では無くどんな資格を持っているか？で決まる。

世の中には星の数ほど高級役人が天下る団体があり、星の数ほどある団体が資格を作り、それぞれの分野で自分たちが作った資格を持たない者は働けないルールを決めている。

雇用条件となる資格の中には期限付きのものも多く、定期的に高額な講習料をボッタクっており、資格を発行する団体は濡れ手に粟で笑いが止まらない。

業界に必須な免許や資格が逆に業界のレベルを下げている。

最近の日本の深刻な問題は高齢者問題。

ニッポン一億総活躍プランのせいで今時は高齢者であっても死ぬ前日まで働き口はあるので、資格さえあれば誰でも働ける…だから業種によっては経験も知識もない資格だけ持っている高齢者が職場に流入してくる。

職場では全く戦力にならない資格だけ持っている老人をもてあましている…最近のハローワークではこの問題が深刻になったので高齢者の為の資格取得講習を中止していると聞いた事があるが、当たり前だと言いたい。

日本全体のレベルを下げているのが免許や資格…それがどれほど害悪なのかは、先日池袋で87才の元キャリア官僚の経済産業省出身者が運転するプリウスが暴走し、時速１００キロを超すスピードで横断歩道に侵入し、自転車で横断歩道を渡っていた親子を殺害する事件がその典型だ。




高齢者の車の運転事故の問題は自動車が自動運転に完全移行するまでは、自動車をオートマチックからマニュアルに戻す事を早急に行って欲しい…アクセルを踏み続けると性能の限界まで加速し続けるオートマチック車は凶器でしかない。

しかし、今現在もこの手の事故が起き続けているのは普通免許という資格があるから。

資格さえあれば、ボケ老人が車を運転しても法的には取り締まれない…免許を持っているんだから合法だ。

また、池袋の事件では親子を殺害した87才の加害者が逮捕されておらず、報道でも一部では敬称をつけて加害者の名前が公表されている…これも加害者がクボタの副社長に天下った東大卒の元キャリア官僚という「官尊民卑資格」を持つ上級国民様を刑事司法やマスコミが忖度した結果だ。

運動神経は鍛えて向上するモノではない。

例え２０才であっても、運動神経の無い人には幾ら教習所でも免許を交付すべきではないと思うのだ。