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デルリンの薄いのを試す [日記]

ベース用ピック選び再び続編[あせあせ(飛び散る汗)]

以前ベースにおける「理想のピック探しの旅」で、脱力方法に薄いピックを使う記事を書いた。

薄いピックを割らずに小さな力で弾くことで、脱力のニュアンスを掴むのが目的だったが、その時にピックのしなりに着眼して「しなるけど割れない」ピックがゴキゲンという事で、カーボンナイロンの薄いピックを使うようになった。

その後も、カーボンナイロンで薄いピックを複数試したが、堅さなどに差があって結局PICKBOYのEDGEシリーズの「カーボングラファイト+ナイロン99」であるGP200の0.60に決定した。

この辺りが薄さの限界というか、それより薄いと弦をピッキングしたときの音量がガクッとさがるし、速いテンポだと「しなりの戻り」が気になる。

EDGEシリーズは良いんだけど、欠点は一回り小さい事でギター用かなと思う。

そこで別の素材を試してみることにした。

これまでは「薄さとしなり」と同時に音の問題も追及していた…ナイロンだけだと丸いがカーボンナイロンだと硬質な音になる。

他にもしなり+堅い音でウルテムとポリカーボネイトが良かったが、どちらも薄くなると割れてしまい、カーボンナイロンが残った。

耐久性がある薄いピックで、デルリンが気になった。

デルリンはジムダンロップの亀ピックの2.0をギターで使っているが、分厚いのばかりだと思っていたら、0.4からある。

とりあえず職場を飛び出してアキバのイケベ楽器に行きジムダンロップの亀の0.46と次に薄い0.71、その中間という事でワニの0.58を購入。

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試してみたところ、亀の0.46は耐久性を調べようとしても柔らかすぎて力が入らないが、脱力養成ピックには適している感じ。

ワニの0.58は、ピックの表面に粉がコーティングされているみたいで妙に滑るので逆に強く握ってしまって脱力にならないが、それ以外はベストな感じで凄く残念。

実用的なのは亀の0.71で、EDGEシリーズのカーボンナイロンと比べると更に滑らない握りやすい。

亀の0.6があれば試したいけど作っていないが、柔らかすぎるかも…デルリンは分厚いのしか使わなかったので判らなかったが、薄くなると意外に柔らかい。

今回の調査では、残念ながらEDGEの0.60を上回るのは見つからなかったのだ。