大厄

泣き面に蜂

厄介ごとはどういうわけか「続けて」起きる。

交通違反とか、速度違反をやらかすと、続けてツマラナイ一旦停止とかを喰らう。

今がまさにその気分ど真ん中で、嵐が過ぎ去るのを待っている。




俺は自分の力では抗えない力に翻弄される事には慣れている方だと思うが、今回は恐ろしいほど高い波が幾重にも連続して一気に襲いかかってきた…具体的に何が起きたかは、また改めて書こうと思う。

こういう事態になると俺の中にある緊急用スイッチが入るのかもしれないが、そういう状況に陥れば陥るほど頭脳が冴え、理不尽なストレスから生じる怒りを爆発的な前進エネルギーに変換出来る。

そして、説明不明な力が出る様で…これまでも、超努級の大ピンチを不思議な力で乗り越えてきた。

最初に東京に引っ越してきたとき、新宿の不動産屋で適当に選ぼうとして関東地方の家賃の風習に気がついたときも、部屋を借りるお金を持っていないにもかかわらず、板橋区の高級マンションを紹介してもらい、そこの大家さんのお母さんが管理する放火魔にやられたボロアパートを引き当てた…その部屋は消防隊が突入したので窓ガラスが割れていたけど、敷金・礼金無しの破格の家賃でその日から住むことが出来た。

これまでは大ピンチになればなる程勘が冴えていたが、今回もその方法で乗り切れるのか？は判らない…それほど巨大だ。

こんな事を書けば何があったんだと驚かれる人もいると思うが、事件とか事故、犯罪などに巻き込まれたのでは無いので安心して欲しい。

とにかく、目の前に次々現れる邪気を括弧撃破なのだ。