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2018MotoGP 第19戦バレンシアGP [モータースポーツ]

最終戦[モータースポーツ]

スペインは不安定な天候で、地元ヴィニャーレスがポールをゲット。

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しかし、決勝はヴィニャーレスの苦手な雨の予想。

決勝当日は激しい雨で、コースには所々川が出来ていたが、やがて池みたいになり次々と転倒リタイアが相次いだ。

そんな中、マルケスが転倒リタイアで去り、スズキのリンス、ドヴィツィオーゾ、ロッシが安定した走りでトップ集団を結成するが雨がいよいよ厳しくなったので、レースは赤旗中断となる。

雨が小降りになり、14周の超スプリントなリスタートとなった。

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ドヴィツィオーゾが堅実な走りでリード、追うロッシが転倒で脱落、2位がリンス、3位には資金豊富なKTMのポル・エスパルガロが入った。

スペインの英雄、ペドロサのラストランだったが、来期がKTMのテストライダーに就く関係で、マルケスが使う最新パーツは搭載できずに苦しんでいたが、5位に終わった。

レースはドタバタだったけど、中継にチュートリアルが居なかったので、落ち着いて最終戦をテレビ観戦できたのが良かった!

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今年を振り返ると…王者マルケスの圧勝に見えたが、最終戦を終わってみればマルケスがチャンピオンを獲得した後は転倒で脱臼に苦しんだりでパッとしなかったので、もし日本GPでチャンピオンを決め切れていなければ最後までもつれたかもしれない。

そういう意味では、ドヴィツィオーゾは決めなきゃならない所で決められなかった感じ。

早くにロレンソがホンダ行きになったので、興味の大半が来期になってしまったが、ドゥカティがムジェロまで決断を我慢していれば今年の流れどころか、来期の布陣も大きく変わっていたと思う。

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今年のMOTO-GPはヤマハが物足りなかった事が、マルケス退屈症候群を加速させたと思う。

今から来期のマルケスとロレンソのガチンコが楽しみなのだ。