矢野監督スタート

安芸キャンプ
矢野監督になって、初めての安芸キャンプが18日で終了するが、何かコレといった話題は無い。

球団の補強の動きは静まりかえっていて、ガツガツした雰囲気は皆無。

オリックスの西の取り合いは相手がソフバンなので、金銭で勝負となれば勝ち目はない…先発陣がガタガタだったので、ノンビリ落ち着いている場合ではないと不安になる。

ただ、監督というのは皆同じなのかも…前任監督と自分を比べると、自分の方が上手くやれると思う人が監督になるのかも。

どんでんから引き継いだ真弓がパッとしなかった。

それを引き継いだ和田は、真弓時代の現有戦力に自分の采配というスパイスを振りかけるだけで勝てると豪語したが、結果はパッとしなかった。

金本になると、外国人やベテランを排除し、自分が指導しやすい安い若手で固めて弄り倒したので、若手全員がノイローゼみたいになって瓦解した。

その瓦解したチームを矢野が引き継ぐんだけど、やはりチーム金本にスパイスを振りかける程度の規模でやれると思っている様子。

それでも金本が悪すぎた分、反省材料が多いので立て直すのは楽だと思う。

それに引き替え、巨人の監督に返り咲いた原は、それまで巨人の名物だった育成過程の若手選手達を全部裏口から蹴り出し、金にモノを言わせてバンバン補強している…こういうのを見ると「勝ち方を知ってるな」と思ってしまう。

巨人が丸を獲得できれば、ホームが狭いカラクリ（東京ドーム）だから巨人の優勝もあると思う。

阪神は、監督も含めて小粒感は拭えない。




ただ、広い甲子園で勝つには、大きいのを狙ってはダメというのは今年でハッキリしたと思う…ラッキーゾーンを復活させるか、田淵さんではないが繋ぎの野球だと思う。

逆に小粒を生かしたスモール・ベースボールが出来れば、脳みそ空っぽでバットを振り回すだけのアホアホ野球から戦う集団に生まれ変われると思う。

いずれにせよ、現有戦力のパフォーマンスは最下位なのは間違いない。

他球団とまともな勝負をしたいのであれば先発投手陣の再建が急務なのだ。