デジタル化計画・8mm映画編 [アナログメディアのデジタル化計画]
セピア色の記録
最近再始動していたDATテープのデータ取り込みは終わりが見えてきたが、まだまだ「フイルムもの」が残っている。
フイルムといえば写真だけど、写真はスキャナーで取り込めるが問題は「フイルムものの動画」。
動画といえば一般にはビデオカメラで撮影したモノで、俺が最初にビデオカメラでの撮影に遭遇したのはバンドの野外ライブを撮影した時に使ったソニーの巨大VHSデッキとカメラのセットだった。
大きなケースに、デカい鉄の塊みたいなビデオデッキが、劇重のバッテリーと一緒に入っていて、カメラとケーブルで繋ぐ形式で、凄く大がかりなシロモノだった。
そのビデオカメラ時代より前の動画となるとフイルムの8mmムービーになる。
8mmムービーのカメラは、俺が産まれた頃から実家にあったので俺は物心つく前から動画で撮影されていて、その数は結構膨大。
これを何とかデジタル化したいと、最近8mmムービーに関するモノ全てを東京に移動させた。
保存方法を調べたところ、「映写機がまだ生きていれば、映写したのを撮影すれば良い」というコメントが多かったので、とりあえずその方法でやってみることにした。
映写機は何十年も電源を入れていないので果たして動くものなのか?と恐る恐るスイッチを入れると、カチャカチャ~と元気な音を立てて動き出した…ライトも正常だし、スペアの新品の電球もある。
映写機は問題なく動いたので、とりあえず三脚にデジカメを取り付け、映写機にフイルムをセットして映写してみた。
適当に古そうなフイルムを選んだんだけど、いきなり俺の母親が現れて驚いた。
フィルムの中でも古いフイルムは白黒フイルムで、部屋の中で撮影すると光量が足りないので専用ライトを当てないと暗くて映らない…この時はライトを使っていないので映像が凄く暗く、やがてフイルムがカラー映像になり、室内でも明るく撮れる凄まじく明るい巨大電球を使い始める。
奈良公園にドライブに行った時の映像が出てきた…もちろん俺はこの日のことは覚えていない。
現在の奈良公園は見仏旅行で何度も行っているので、比較するのが面白い。
走る車の中から撮影しているんだけど、まず道路が未舗装路でガードレールが無い。
左手見える丘が若草山だと思うが、寺は何百年も同じ場所に建っているはずだけど、建物というのが見あたらないのが不思議。
ダートの路面には車線というのが無いが、対抗車線だ…恐らく車の台数が少ないんだと思う。
車から降りる俺と母親…シートベルトの無い時代なので、俺は助手席に座る母親の膝の上に座っていたんだと思う。
俺と父親…背景は奈良公園の、恐らく現在の県庁の前辺りだと思う。
この頃の俺は女の子と間違われ、その事を聞かれても母親が冗談で曖昧に答えていたので皆女の子だと思っていたらしい。
恐らく春日大社の参道だと思う。
三条通だと思うが、当時は外国人旅行者なんて少なかったと思うが、結構賑わっている。
俺の両親は寺に関心がないのか、寺や鹿が映っていないのが残念。
さて、今回の動画取り込みはファイルとして保存するだけなら何でも良いんだろうけど、最終的にはDVDに焼きたいので、動画編集アプリが認識してくれるフォーマットで録画する必要があった。
別の拡張子でもPCのアプリでファイル変換すれば良いだけなんだけど、ただでさえムービーの画質が悪いので極力劣化は避けたかったので、非圧縮のAVIで録画出来るデジカメで撮影してみた。
この方法の問題点は、映写機がフイルムを映写するコマ送りのタイミングと、デジカメが撮影するコマ数のタイミングが合わないので、映像がパカパカ状態になる。
パカパカの解消と、更に綺麗に取り込む方法は、フイルムをDVDなどに焼いてくれるサービスを利用するのが良いらしいが、フイルムの本数が多い場合は価格が大変なことになる。
他には、8mmムービー専門のデータを取り込む機材というのがあった。
機材の方は色々種類があって、高級なものは値段も高く、フイルムのファイル変換が終われば必要がないものなので…諦めかけているとそれらの高級機材をリースしてくれる店を見つけた。
フイルムの絵を1コマづつデジタル化する装置と、それを取り込んでファイル化するアプリを搭載したノートPCを一緒に宅急便で送ってきてくれるらしい。
ただ、その機材で保存するファイルの拡張子が一般的で無いので、アッサリDVDに焼けるかは判らないので、今回は手始めのテストとして映写機で映写した画像をデジカメで撮影した。
とりあえず数本のフイルムを録画したのを見てみたが、全体に暗い。
恐らくオリジナルの映像が灯り不足で暗いんだと思うけど、ファイルを動画編集アプリで色々やってみたが問題解決にはならなかった。
やはり専門の機械で取り込んだ方が綺麗に仕上がると思う。
アナログメディアも古いモノはデジタル化も難しいのだ。
最近再始動していたDATテープのデータ取り込みは終わりが見えてきたが、まだまだ「フイルムもの」が残っている。
フイルムといえば写真だけど、写真はスキャナーで取り込めるが問題は「フイルムものの動画」。
動画といえば一般にはビデオカメラで撮影したモノで、俺が最初にビデオカメラでの撮影に遭遇したのはバンドの野外ライブを撮影した時に使ったソニーの巨大VHSデッキとカメラのセットだった。
大きなケースに、デカい鉄の塊みたいなビデオデッキが、劇重のバッテリーと一緒に入っていて、カメラとケーブルで繋ぐ形式で、凄く大がかりなシロモノだった。
そのビデオカメラ時代より前の動画となるとフイルムの8mmムービーになる。
8mmムービーのカメラは、俺が産まれた頃から実家にあったので俺は物心つく前から動画で撮影されていて、その数は結構膨大。
これを何とかデジタル化したいと、最近8mmムービーに関するモノ全てを東京に移動させた。
保存方法を調べたところ、「映写機がまだ生きていれば、映写したのを撮影すれば良い」というコメントが多かったので、とりあえずその方法でやってみることにした。
映写機は何十年も電源を入れていないので果たして動くものなのか?と恐る恐るスイッチを入れると、カチャカチャ~と元気な音を立てて動き出した…ライトも正常だし、スペアの新品の電球もある。
映写機は問題なく動いたので、とりあえず三脚にデジカメを取り付け、映写機にフイルムをセットして映写してみた。
適当に古そうなフイルムを選んだんだけど、いきなり俺の母親が現れて驚いた。
フィルムの中でも古いフイルムは白黒フイルムで、部屋の中で撮影すると光量が足りないので専用ライトを当てないと暗くて映らない…この時はライトを使っていないので映像が凄く暗く、やがてフイルムがカラー映像になり、室内でも明るく撮れる凄まじく明るい巨大電球を使い始める。
奈良公園にドライブに行った時の映像が出てきた…もちろん俺はこの日のことは覚えていない。
現在の奈良公園は見仏旅行で何度も行っているので、比較するのが面白い。
走る車の中から撮影しているんだけど、まず道路が未舗装路でガードレールが無い。
左手見える丘が若草山だと思うが、寺は何百年も同じ場所に建っているはずだけど、建物というのが見あたらないのが不思議。
ダートの路面には車線というのが無いが、対抗車線だ…恐らく車の台数が少ないんだと思う。
車から降りる俺と母親…シートベルトの無い時代なので、俺は助手席に座る母親の膝の上に座っていたんだと思う。
俺と父親…背景は奈良公園の、恐らく現在の県庁の前辺りだと思う。
この頃の俺は女の子と間違われ、その事を聞かれても母親が冗談で曖昧に答えていたので皆女の子だと思っていたらしい。
恐らく春日大社の参道だと思う。
三条通だと思うが、当時は外国人旅行者なんて少なかったと思うが、結構賑わっている。
俺の両親は寺に関心がないのか、寺や鹿が映っていないのが残念。
さて、今回の動画取り込みはファイルとして保存するだけなら何でも良いんだろうけど、最終的にはDVDに焼きたいので、動画編集アプリが認識してくれるフォーマットで録画する必要があった。
別の拡張子でもPCのアプリでファイル変換すれば良いだけなんだけど、ただでさえムービーの画質が悪いので極力劣化は避けたかったので、非圧縮のAVIで録画出来るデジカメで撮影してみた。
この方法の問題点は、映写機がフイルムを映写するコマ送りのタイミングと、デジカメが撮影するコマ数のタイミングが合わないので、映像がパカパカ状態になる。
パカパカの解消と、更に綺麗に取り込む方法は、フイルムをDVDなどに焼いてくれるサービスを利用するのが良いらしいが、フイルムの本数が多い場合は価格が大変なことになる。
他には、8mmムービー専門のデータを取り込む機材というのがあった。
機材の方は色々種類があって、高級なものは値段も高く、フイルムのファイル変換が終われば必要がないものなので…諦めかけているとそれらの高級機材をリースしてくれる店を見つけた。
フイルムの絵を1コマづつデジタル化する装置と、それを取り込んでファイル化するアプリを搭載したノートPCを一緒に宅急便で送ってきてくれるらしい。
ただ、その機材で保存するファイルの拡張子が一般的で無いので、アッサリDVDに焼けるかは判らないので、今回は手始めのテストとして映写機で映写した画像をデジカメで撮影した。
とりあえず数本のフイルムを録画したのを見てみたが、全体に暗い。
恐らくオリジナルの映像が灯り不足で暗いんだと思うけど、ファイルを動画編集アプリで色々やってみたが問題解決にはならなかった。
やはり専門の機械で取り込んだ方が綺麗に仕上がると思う。
アナログメディアも古いモノはデジタル化も難しいのだ。
2018-11-06 23:23