SSブログ

新インフルエンザ治療薬 [日々のあれこれ]

渡り鳥と豚[病院]

タフミルから20年、新しいインフルエンザの治療薬をシオノギ製薬が開発した様で、心強い。

しかし、またインフルエンザが気になる冬が近づいてきた。

10.26.01.jpg


インフルエンザは寒い極地に生息する渡り鳥が感染し、冬になって温暖な場所に移動した場所にいる家畜の豚などを経由して人間に感染するらしい。

つまりウイルスは寒さに弱い。

だから氷点下の中で生活しているロシアなどの人たちは、低温でウイルスが生きていけないので感染しない…つまり氷点下の中ではウイルスも風邪の菌も死んでしまう。

極寒の季節が来る前にウイルスを温暖な場所に運んでくれる渡り鳥がいなくなればインフルのウイルスは極地に閉じこめられたままになるかもしれないし、渡った先に豚が居なくなれば人間に感染する事も無くなるかも。

極地といえば、今年の夏も異常な猛暑で海水の温度が上がって未だに台風が出現しているけど、温暖化で極地の氷が溶ければ数億年前に氷河に閉じこめられた低温に強い宇宙ウイルスが溶け出すかもしれない…もちろん、パンデミックになっても特効薬は無い。

我々が原始時代から変わらない暮らしを続けているアマゾンの裸族に接触すると、握手しただけで裸族は死んでしまう。

それだけ我々の持っているDNAは原始時代から様々な病原菌と遭遇し、それらに打ち勝った者達の末裔なので免疫があるが、アマゾンの深い森に守られてきた裸族は持っていないが、極地の氷河に封印されているウイルスからすれば、我々も似たような存在だ。

いずれにせよ地球の気候が劇変しているので、渡り鳥が来る場所で豚は飼うなと言いたいのだ。