台風24号

山手線ストップ

猛烈な勢いの台風24号が、沖縄からシュートして日本列島を縦断した。




これは関東では、関西空港の橋にタンカーが激突した時の台風より破壊力があった。

その結果、東京は山手線が始発から動かなかった。

通勤時の山手線は3分遅れても車内は凄いことになる。

都心部の交通インフラは性善説というか、秒刻みで正確に動く事前提で成り立っている。

だから想定外の出来事には凄まじく脆弱で、雪が5センチ降り積もっただけで大パニックを引き起こす。

今回は台風の強風によって線路近くの木が倒れてしまうケースが目立った。

台風24号が関東地方を通過したとき、俺は秋葉原の職場にいた。

朝起きると、空は晴れていて半月がよく見えた…すると、近くにあるJR秋葉原駅から何やら構内放送が聞えてきた。

職場に戻ってネットで確認すると、山手線が始発から動いていない…地下鉄以外は軒並みアウトで、同じページに出るTwitterにはこれから出勤する社畜達の悲鳴が並んでいた。

笑っている場合で無く、俺も帰らなければならない。

いつもより1時間帰宅を遅らせて、アキバの街に出たんだけど、山手線は動き出したんだけどJR秋葉原駅は大パニックのままだった。

JRは諦めて、地下鉄の都営新宿線に乗る…車内の混み具合はいつもより空いていたが、神保町辺りから電車が渋滞していて、前の電車が動かないと発車出来なくて断続的に停車した。

何とか市ヶ谷で乗り換えて、有楽町線に乗ったけど、こちらは至って平常運転だった。

池袋で降りて、気になる西武池袋線に向かうが、いつもの景色と変わらない感じで、普通に急行に乗った。

今回の池袋線は、よく頑張ったと思う。

問題は、去った24号の後を25号が辿っている事で、恐らく同じ様なコースで日本列島に近づく感じ。




あと幾つ台風が来るんだろうか？

海水の温度を下げるか、それが無理なら偏西風を止めろと言いたいのだ。