広島 - 阪神 18.09/04～06

2勝１敗

試合が広島だったので、台風で中止になると思っていたが無事行なわれた。

第1戦、先発メッセンジャーは好投したが、藤川が打たれて追いつかれ、同点延長でドリスが打たれてサヨナラで負けた。

エースを出してガップリ四つに組んで、最後は勝ちパターンの継投という、ど真ん中から挑んだけど実力の差で負けた。

戦犯はいない…選手は頑張ったし、采配も手は尽くした感じだったが、広島の強さが上だったとしか言いようがない。

むしろ俺は、敵地広島で五分の戦いが出来た事に驚いた。


そして2戦目は先発岩貞が7回３失点で抑え、猛虎打線爆発の11-3で爆勝した！

広島は新井の今期での引退が報道され、もう優勝も決まってシーズンは終わったという雰囲気だったが、阪神はファイティングポーズを崩してはいなかった。

ペナントも大詰めの時期に、一方は気の緩んだ笑顔の引退会見、一方はガチガチの戦闘態勢…気力の差での大勝利だった。




甲子園でDeNA様が着火してくれた猛虎打線爆発の勢いは、王者カープ相手の3戦目でも止まらなかった！

先発のプロ2年目、20歳の才木が6回1失点と試合を作ると、打線も爆発で13-3での圧勝だった。

確かに広島の投手陣はイマイチだったけど、最近の阪神は少しでもレベルのさがった投手なら打ち崩す力が出てきた。




今回の爆勝の原因は、打線が固定できたからだと思う…気がつけば５試合連続２桁安打だ。

使えない外国人選手を外し、これまで育成してきた若手を使ったのが結果を出している…上手くギアが噛み合ってきた。

広島ファンの為だけに設計された独特の構造のマツダスタジアムは阪神には鬼門で、敵地広島に行くたびにウンザリしていたが、前日大差で負けたカープファンが3戦目も一方的な負けゲームに怒って、一塁側カメラマン席の屋根に上がり広島ベンチに向かって「緒方！　はよ代えろ！　ちゃんとせぇ！」と怒声を浴びせ試合中断になったのも溜飲を下げた。




最近の広島ファンは勝って当たり前だと勘違いして傲慢になっているね。

広島のタイガースファンも、いつも目の前でやられているだけに、この2試合はスカッとしただろうね…マツダスタジアムの虎応援団は盆と正月が一気にきた感じだった。


また、今回の広島戦では不思議なものを見た…丸のバットだ。

3戦目、丸は6回と8回にちょこんと当てただけでホームランを飛ばしているが、隼太が全開で振り回してもレフトスタンドに届かなかった…解説の福本さんも丸のバットが怪しいとコメントしていたし、俺も怪しいと思う！

調査していただきたい。


しかし、鬼門での惨敗を覚悟していただけに嬉しかった！！

最近は災害続きでろくなニュースが無い中、久しぶりに明るい出来事だった！！

何よりも、敵地で広島戦の今季負け越しを阻止したのは大きい！！

さて、この勢いで小賢しいジャビットを蹴り飛ばすのだ。