SSブログ

巨人 - 阪神 18.08/24~26 [阪神タイガース]

1勝2敗[野球]

今年最後のカラクリ(東京ドーム)での巨人戦、初戦は菅野のワンマンショーだった。

08.26.02.jpg


阪神は引き立て役で、1回以外に打てる球は来なかった。

2戦目も、巨人メルセデスのほぼ完璧な投球に阪神打線はインドのガンジーの様な完全無抵抗主義を貫いた…もうノーベル平和賞級の無抵抗で7年連続対巨人負け越し決定。

08.26.12.jpg


まさに今年の阪神を凝縮した様な2試合だった…。


そして夏休み最後の日曜日に行なわれた3戦目。

08.26.03.jpg

先発の飯田が打ち込まれ、続く岡本もダメ、望月、桑田も1失点で8-3と、6回終了時で巨人5点リード。

巨人は先発今村が6回を3失点で押さえ、7回はハグキ(上原)が阪神の反撃を封じた…これは3タコかなと思った。

しかし、ハグキは何を考えたのか?笑顔でベンチの前で戻ってくる野手達を迎えだした…巨人ベンチはまるで試合終了後の様な笑いに満ちていた。

08.26.04.jpg


ハグキはヨシノブをさしおいて何でこんな奇妙な事を始めたのかな?次期監督のアピールか?

08.26.05.jpg


恐らくハグキの実績が凄いので、誰もハグキ流の笑顔送迎に意見できないんだろうが、勝負師は最後の一球まで諦めない。

08.26.06.jpg


アメリカのメジャースタイルか何か知らないが、ここは日本だ。

08.26.13.jpg


阪神ベンチは5点差で一方的にボロボロに負けていたが、誰もヘラついたり、気を抜いている選手は見受けられなかった…俺は巨人の浮ついた慢心を見て「行けるんじゃないか?」と思った。

そして8回に投げる前から大汗でフラフラの澤村がマウンドに上がった…数球投げただけで肩で息をして、一体何をしにグラウンドに出てきたのか判らない。

コントロールが悪くて、ストライクが入らない…そもそも球が高い。

今の阪神打線は、少しでも調子の悪い投手なら打てるようになってきている…珍しく打線が繋がった。

12年阪神ドラフト1位の伊藤隼太、3ベースタイムリー一閃で巨人を粉砕!

08.26.07.jpg


沸き返るレフトスタンド!

08.26.08.jpg


8回に一挙6得点で逆転!

08.26.09.jpg


勝利者インタビューでマイクを向けられた伊藤隼太は、胴体を切り離されて首だけになっても、敵が一瞬でも隙を見せればその首を食い破る…そんな目をしていた。

08.26.10.jpg


今年一番の劇的逆転勝利は、聖地甲子園のライトより声が出ていたカラクリのレフト応援団はもちろん、金本監督が一番喜んでいたと思う。

08.26.11.jpg


阪神はまだまだ残り試合が多いので、追い込める。

08.26.01.jpg


この勢いのまま、今年は勝てない聖地甲子園で暴れて欲しいのだ。