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2018MotoGP第10戦チェコGP [モータースポーツ]

ドヴィツィオーゾPP[モータースポーツ]

ブルノサーキットは激しいアップダウンが連続するパワー勝負のサーキット。

本命はホンダのマルケスだと思ったが、ドヴィツィオーゾがポールをゲット…休み明けのドヴィツィオーゾは「乗れている」状態。

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決勝は、上位陣では唯一フロントに柔らかいタイヤをチョイスしたロッシがホールショットを奪って後続を引き離そうと、いつものロレンソの様なスタートだったが最終コーナーでは2位に落ちていた。

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トップがドヴィツィオーゾで、その後ろにロッシ、マルケス、クラッチロー、ロレンソが一列に並んで周回を消化する。

クラッチーローが楽々ついて行けるスピードなので、全員タイヤの消耗を抑えた後半勝負の作戦なのが良く判った。

その中で、ドヴィツィオーゾだけは特にタイヤの事にデリケートになっていない様に感じた…猛暑の予選と違って雨を挟んでいるので、決勝はそこまで温度が上がっていない事を見抜いていたのかもしれない。

ラスト5周になった所で、ドゥカティの2台とマルケスが本気になった…クラッチローとロッシがあっと言う間に引き離されていく。

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先頭はドヴィツィオーゾ、2位に上がってきたロレンソが仕掛けるが、マルケスも黙っていない…マルケスも優勝を狙っている雰囲気。

マルケスとロレンソがやりあっている間に、ドヴィツィオーゾが逃げる。

最終ラップでロレンソがスパートするも、マルケスもドヴィツィオーゾも同時に激速スパート!

ロレンソとマルケスが接触、激しいバトルはロレンソが勝ち、その後マルケスはいつもの会計士となって目標を3位表彰台に切り替えた。

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タラ・レバだけど、ロレンソはマルケスに先行させてドヴィツィオーゾを抜かせ、トップに行かせてから勝負すれば良かったと思う…2位争いをした事でドヴィツィオーゾを楽にさせてしまった。

ドヴィツィオーゾは最後までミスらしいミスをせずにトップでゴール、僅差でロレンソとマルケスが続いた。

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ロレンソがハードタイヤを温存して後半勝負という「新しい引き出し」は、成功したと思う。

超スペクタクルなレースだった!

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最高に楽しめた!

ここ数年で最も面白いレースだった!

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今年のブルノのドヴィツィオーゾは完璧だったのだ。