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阪神 - 広島 18.07/24~26 [阪神タイガース]

1勝2敗[野球]

どう考えても、今回のカープ戦は今年の勝負所だった。

現在広島は、主力選手がほぼキャリアハイかその寸前という、後何年も強さを継続できる状態にある…MOTO-GPでいえばマルケスみたいな無敵の感じかな。

ファンも強気で「どこからでもかかって鯉」らしい。

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話題のカープ女子の皆さんも元気一杯で、大迫力…しかし凄いな、これはちょっと敵わない。

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迫力の厳しさでは巨人ファンも全然負けていない。

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一方阪神ファンは迫力とは無縁な、か細い感じです。

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自力優勝消滅寸前の崖っぷち阪神の初戦は岩田で負けたものの、2戦目は才木からの見事な継投で勝って1勝1敗で迎えた第3戦は予想通り藤浪の先発だった。

金本監督が掲げた今年後半のキーマンは藤浪とロサリオなので、両選手が揃う3戦目は後半戦を占う重要な試合だった。

残念な事に試合開始直後にバケツをひっくり返したような豪雨で、一瞬のうちに聖地甲子園のグラウンドが韓国企業が請け負っていたラオスのダム決壊現場の様になってしまった。

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しかし、ファンもこの試合が今年の勝負所だと、平日なのに46,750人の観衆達は誰も帰らないで豪雨に耐えた…頭が下がる。

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今年の阪神戦は雨天順延が異様に多いので、これ以上秋に繰り越される再戦の日程が過密になることを避けたいのか、甲子園園芸の大活躍もあって1時間12分後に試合が始まった。

俺はカープ打線のラインナップを見て愕然とした…藤浪のシュート回転の玉は右打者にデッドボールの危険性があるんだけど、緒方監督は阪神ごときの対戦で無駄に故障者を出したくないと、菊池まで外してスタメン9人中7人が左打者という「半1軍」での布陣を敷いてきた…完全に阪神を舐めきっている。

大真面目でこの試合に挑む阪神からすれば、広島が半1軍にしたことを後悔させなきゃならなかった…しかし結果は無惨な一方的な惨敗に終わった。

藤浪は投球の大半がいつものすっぽ抜けでストライクが入らない。

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死球を連発しては打たれるのを繰り返して1回4四球の大乱調で、僅か1つのアウトしか取れずに5失点でプロ最短のKO。

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ファンは1時間12分待たされて、試合開始からたったの18分で試合終了。

藤浪はフォームがグラグラで、真っすぐが高めに浮き、変化球もすっぽ抜けで完全に去年の藤浪に戻っていた。

問題は誰が、ヘロヘロの藤浪の、何処を見て、この大事な試合に投げさせたのか?という事で、選手を送り出す側の責任も大きいと思う。

金本監督が唱えるもう1人のキーマンのロサリオも、制球が悪くストライクが欲しくて甘く入ってくるDeNAの投手と違って、カープの「右投手」が相手では、外に逃げる球を空振りして2軍落ちする前と何も変わっていなかった。

糸井は骨折が治りきらない状態での無理が祟ったのか、悪化させてしまった様で心配だ。

阪神は、最悪の形で聖地甲子園を高校球児に明け渡して、夏ロードに出発する事になった。

これは厳しくなってきたのだ。