2018MotoGP第９戦ドイツGP

マルケスPP

マルケス大得意のザクセンリンクで、マルケスが見事にポール・トゥ・ウインを飾った。




これでドイツのMOTO-GPファンはマルケスの優勝を6年連続で、下位カテゴリーを入れれば9年連続で見ている…これほどツマラナイGPは無いね。

決勝は、予選3位のロレンソがフロントタイヤにソフトを選択する捨て身の作戦で、後先構わずスタートで飛び出てホールショットを奪う。

ロレンソ得意の独走に持ち込もうとするが、ドゥカティのパワーを生かし切れない…７速ギアに入る前に次のコーナーが来てしまう。

路面温度の上昇もあってタイヤを使い果たしたロレンソは次第に遅れ始め、2位に上がってきたロッシがマルケスを追いかける。

ロッシが追ってきたのを察知したマルケスは、前戦同様一気に異次元のスパートを決めると、誰もついて行けなかった。




ただロッシの状態も悪く無かった…マルケスがリタイアしていればヤマハの1・2だっただろう。

余裕のマルケスは、立ち上がって刀で斬る侍ポーズでゴール。

侍といえば、ペドロサが引退を表明…てっきり来年新しく出来るヤマハのサテライトに移籍か？と思っていたけど、寂しくなる。




最近の成績をみれば、モチベーションもガタ落ちだから、気持ち的には既に引退しているんだと思う。

俺なら今期の残りレースはクラッチーローか中上を昇格させる、チャンピオンマシンが後列に沈んでいるのは勿体ない。


MOTO-GPはここから夏休み。


いよいよ鈴鹿８耐がやってくる。

清銀は今年もエヴァンゲリオンレーシングを応援…もちろん今年も綾波は引地裕美さんです。




優勝は中野真矢の目玉ヘルメットを継承する中須賀のヤマハ・ファクトリーが鉄板だと思う。

それに、シュワンツが総監督で指揮を執るチーム加賀山がどこまで迫れるか？

そしてチームHRCが10年ぶりに8耐に「Red Bull Honda with 日本郵便」で復活、MOTO-GPから駆けつける中上は世界一早い郵便配達員になれるのか？注目。

いよいよ、俺たちの夏がやってくるのだ！