ウルテムピック

また割れた

またまたピックの話題。

最近ベースで使うピックに関しては色々試しているので、状況がコロコロ変わっている。

これまで書いた過去記事に訂正文を加えるのも大変なので、とりあえず最新記事をチェックして貰えると助かる。


俺が最近ベースで試しているのは0.7～0.8mmまでの薄いピック。

ギターより太いベース弦で如何に気分良く弾けるか？で、俺は太い弦に正面から挑もうとせず、薄くて柔らかいピックをしならせてピッキングする事が出来ないか？を目指した。

ポリカーボネイトが薄いのに反りからの戻りが良くて気に入ったが割れてしまった…最近試した中では最も耐久性が無かったと思う。

アクリルの高級ピックは流石に値段だけあって最高だったけど、割れてしまった。

べっ甲に近くて硬質なウルテムも試してみたが、やはり割れてしまった…せっかく慣れてきたのに、ダメだった。




これまでの所での結論は…0.7～0.8mmではこれというピックは見つからなかったという事になる。

同じ薄さでも素材がナイロンなのは割れないけど、反りからの戻りが悪く、フニャフニャ柔らかすぎで弾き心地がダメ。

ここまで来て「薄くて割れないで弾きやすい」というのは無いんじゃないか？と思うようになってきた。

確かに1.0mmとかに厚みを増すと、割れないかもしれないがピックが「しならない」ので、これまで追求してきたテーマから逸れてしまう…でも、そろそろそっち方向に行こうかなと思い始めた。

試しに、割れるまで気に入っていたJim DunlopのUltex Standard 421シリーズの0.73mmを0.88mmに変えてみた。

約１mm厚くなっただけなのに、しなりが無くなって別世界だけど音はそのまま変わらず硬質で抜けが良い感じ。

ポリカーボネイトの場合、厚みが変わると音も変わったけどウルテムはその落差が少ない感じ。

とりあえず0.8～1.0mmで試してみるのだ。