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2018MotoGP第8戦オランダGP [モータースポーツ]

マルケスPP[モータースポーツ]


予選は各メーカー実力が拮抗していたが、最後の最後で三味線を弾いていたマルケスがポールを叩き出した。

TTアッセンはヤマハが強いイメージだったけど、いよいよ王者マルケスが本気を出してきた!

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2戦連続優勝のロレンソは4列目の10位からのスタート。

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決勝は快晴で、予選10位に沈んだロレンソが鬼神のスタートを決めて先頭集団に突入。

ロレンソは先頭を走るマルケスに追いつき、インを突いて抜き去る。

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ロレンソの切れ味鋭いパフォーマンスが戻って来た。

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最初の1周で全車を抜き去り、最終コーナーをトップで戻ってきた。

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ロレンソの解雇を決めたドゥカティの社長が後悔しているらしいが、これまでアッセンを苦手としてきたドゥカティでこれだけの走りをしているだけにロレンソ流出は勿体ないと思う。

ロッシに追突されたりで、タイヤを使い果たしたロレンソは次第に後方に下がり、いよいよマルケスがトップに出るが後続を引き離せない。

トップ争いはマルケスを中心にドヴィツィオーゾ、ロッシ、ヴィニャーレスにスズキのリンスが加わる。

横風が凄いらしく、皆が前車のスリップを使っての走行で、長い列になって細かく順位が入れ替わる…まるでMOTO-3みたいな感じ。

ラスト4周でトップのマルケスが貫禄のスパート!誰もついて行けない。

マルケスの後、来期はスズキのエースとなるリンス、ヤマハのヴィニャーレスが続いた。

正直ヤマハがもう少し速いと思っていたので、この結果は意外だった。

苦手なサーキットでドヴィツィオーゾは善戦したと思うが、コースによって得手不得手があるドゥカティではチャンピオン争いは厳しそう。

細かく順位が入れ替わったので、見る側は最高に楽しめたのだ。