SSブログ

足利学校 [旅行記]

北関東旅行2018 07[ペン]

足利のホテルで目覚めると残念なことに雨が降っていた…梅雨だから仕方がない。

06.30.02.jpg


晴れていれば、奈良の信貴山と京都の鞍馬山に並ぶ日本三大毘沙門天のひとつ、大岩毘沙門天のある最勝寺に行って、仁王門にある運慶作の金剛力士像が見たかった。

という事で、ホテル近くにある日本最古の学校「足利学校」に入学してみた。

06.30.01.jpg


足利学校の創建の時代は、はっきりしておらず、奈良時代の国学が元になっている説もある。

足利学校に入る最初の門、入徳門をくぐる。

「入徳」は徳川斎順の書。

06.30.03.jpg


事務所には足利学校の紹介ビデオが流れていた。

06.30.04.jpg


足利学校のジオラマ。

06.30.05.jpg


学校門。

「學校」の文字は明人、蒋龍渓が来日した時の書を、当時の国史館の狛庸が縮模したもの。

06.30.06.jpg


杏壇門。

「杏壇」は徳川治宝の書。

06.30.07.jpg


聖廟の中央にまつられている孔子座像。

06.30.08.jpg

南庭園。

06.30.09.jpg


方丈。

06.30.10.jpg


天皇皇后行幸啓記念。

06.30.11.jpg


衆寮という学生寮。

06.30.12.jpg

庫裡で、かまどのある土間、板敷の台所、奥には湯殿などがある。

06.30.13.jpg


書院の中の様子。

06.30.15.jpg
06.30.16.jpg


築山泉水庭園。

06.30.17.jpg


玄関の隣にあった像。
06.30.19.jpg


釈迦、キリストとともに世界の三聖人の一人として崇められている孔子の像。

06.30.20.jpg


足利学校で教えられていた学問は儒学が中心。

儒学とは孔子を祖とする思想・信仰の体系で、道徳的な君主の統治による平和な社会を築くための、君臣が実践すべき、道徳、礼儀、政治哲学などで構成されている。

日本人は古くから、こんなに立派な学問を学びながら、現在の統治を司る国会では総理大臣や官僚が嘘をついたことを嘘で否定する事がまかり通るなど、権力の私物化が著しい。

国民の血税を貪る馬鹿共は、全員足利学校に入学して儒学を学べと言いたいのだ。