2018 第86回ル・マン24時間耐久レース

トヨタ優勝

ルマン24は、F1のモナコグランプリとアメリカのインディ500と並び「世界三大レース」と呼ばれている。

予選でトヨタの8号車に乗る中嶋がポールをゲット。

決勝は8号車のS.ブエミがペナルティーで後退するも、深夜に交代したアロンソが驚異のタイム連発で追い上げる。

結局、アロンソの8号車が優勝、トヨタハイブリッドは1-2を決めた。




トヨタ、念願のルマン優勝おめでとう！！




トヨタ以外は全部プライベーターというライバル不在のレースだった。

唯一のハイブリッドって…商店街の草野球チームの中に1人だけプロ野球の選手がいる様なもので、魚やのオッサンに145キロのシンカーは打てない。

アウディやポルシェに言わせれば「トヨタはル・マンでアウディとポルシェに一度も勝ってない」という事なんだろうが、アウディはPUが「ディーゼルゲート」で撤退、ポルシェは多額の資金を使って勝ったがトヨタが予算吊り上げ合戦に乗らなかったので、自分たちだけ大量出費を強いられる状況に耐えられなくなっての撤退で、トヨタと戦う前に自分でズッコケていた。

アウディやポルシェがいればプレッシャが凄かっただろうし、走行ペースも違ったのでアクシデントが起きる確立も上がっただろうが、勝って当たり前という状況で勝つのもプレッシャーなので、トヨタはミス無く24時間の長いレースを纏めたのは立派だと思う。

思うにルマンはサルト・サーキットの名物だったユノディエールという6kmの超ロングストレートがあり、アクセル全開時間が1分近くで1988年にはプジョーが405km最高速記録を出していたが、安全面で２つのシケインが設けられてからツマラナクなった。

プジョーとか復活して欲しい。

レースは競り合いが無いと面白く無いのだ。