2018MotoGP第７戦カタルーニャGP

ロレンソPP


前戦ドゥカティ初優勝のロレンソが好調を維持、遂にドゥカティで予選ポールをゲット。




いよいよヤマハ時代のロレンソが戻ってきた…ドゥカティにとっては願っていた事だけど、既に来期はペトルッチに決まっているのが痛すぎる。

ロレンソによれば、ドゥカティ側が来期のシートをペトルッチに決めたので他のチームに移籍する事を決めたらしい…もしそれが本当であれば痛恨の勇み足過ぎる。

待ちに待った決勝は、スタートで飛び出したマルケスがホールショットをゲット、2番手にイアンノーネが続き、ロレンソは3番手に後退した。

しかし、ソフトタイヤのロレンソは即イアンノーネをパスし、マルケスの背後に付いた。

最終コーナーを立ち上がり、ストレートでガチンコ勝負となった。

1コーナーでのブレーキ勝負でマルケスと並び、2コーナーでインを押さえロレンソがトップに立った。

ロレンソはそのままトップを維持し、見事にポールトゥウインを飾った！！



マルケスとガップリ四つに組んで勝てるラーダーは現在ロレンソしかいない…それが来期同じマシンに乗れば、果たしてどちらが速いのか？今から来年が待ち遠しい！




2位にマルケス、3位にロッシが入った。




ヤマハ時代のハンマーロレンソ復活！！




ただ今のロレンソの走りはヤマハ時代とは別物で、まるでマルケスの様にマシンを滑らせて向きを変えている…つまりロレンソが新しい走りでデスモセディチに順応しているんだと思う。




来期ドゥカティのエースになるドヴィツィオーゾは転倒リタイア、ヘレス、ル・マンに続いて今期3度目のノーポイントに終わり、ポイントランキングで追い上げてきたロレンソに並ばれてしまった。

ひょっとするとロレンソのチャンピオンもあるかも…ただデスモセディチはサーキットによって得意不得意のムラがあるので、復活ロレンソが今年のチャンプ争いで戦えるのか？は、まだこの先のレースを見ない事には判らない。

ロレンソ鬼神の2連勝で、2018年のGPは俄然面白くなってきたのだ。