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永観堂 [寺社・城・仏像・ミュージアム]

寺社・仏閣探訪ツアー2018 Vol.07[カメラ]

今回の見仏旅行の最後は、京都の禅林寺、通称永観堂。

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禅林寺は平安時代、853年の創建で、7世住持の永観律師の時に念仏の寺に変わったそうだ。

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南禅寺の大寂門を抜けて哲学の道方面に進むと、禅林寺が見えてくる。

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俺は永観堂は小さな寺だと思っていたら、大きな境内に立派なお堂が沢山あって驚いた。

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庭も立派で驚いた。

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沢山の紅葉が植えられていて、古くより「秋はもみじの永観堂」といわれている。

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靴を脱いで袋に入れて山の斜面にあるお堂を順番に見て回った。

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途中で綺麗な庭を眺められる廊下があって、観光客が座ってまったり休憩している。

お堂とお堂のは廊下と階段で繋がっている。

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釈迦堂、御影堂と登り、遂に阿弥陀堂にたどり着く。

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本堂に入る…静まりかえった堂内には数人の参拝客がいるだけで、ほぼ本尊の阿弥陀如来立像を独占状態で見ることが出来た。

本尊は「みかえり阿弥陀」と呼ばれている。

50歳の永観が日課の念仏を唱えながら阿弥陀如来の周囲を廻っていると、須弥壇から阿弥陀如来が下りて永観と一緒に歩き始めた。

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驚いた永観が歩みを止めると、阿弥陀如来は振り返って一言「永観遅し」と言い、それ以来首の向きが元に戻らず、そのままの姿で安置されている。

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「みかえり阿弥陀」は思ったより近くでよく見えた。

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大満足で本堂を出て階段を降りる…戻りは記念にエレベーターに乗ってみた。

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釈迦堂まで戻って、廊下に座って庭を眺めた…左側に何語か判らない白人のオバサン達が座っていて、右側は韓国の人たちで、庭ではカエルが鳴いていた。




一番高い所にある多宝塔まで上がってみた。

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京都の街が一望できた。

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多宝塔から降りると、立派な庭に出た。

休憩所も立派だった。

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永観堂は最初から最後まで京都のお寺という雰囲気だった。

秋の紅葉の時期に来れば最高なんだろうけど、同時にどれだけ混むのか?を想像すると恐ろしくなった。

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額を買って飾ろうと「みかえり阿弥陀」の写真を購入。

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売店から外に出ると、白人の若いお兄さんが凄く大きなカメラで綺麗な庭を連写しまくっていた…そんな何枚も撮影してどうするの?と思ったが、気持ちは痛いほど解った。

「永観遅し」…禅林寺は素晴らしい寺だったのだ。