SSブログ

インターネットの墓場 [日々のあれこれ]

ある掲示板[ペン]

久しぶりに、あるネット掲示板に行ってみると荒れ果てていた。

06.02.01.jpg


そこは、皆が掲示板のトップに書かれている規約みたいなのを守って和気藹々と使っていたんだけど、ある時から広告やルール違反の人が書き込むようになった。

すると、そういうのを注意する人が現れて、それを真似する人も増えた。

広告の書き込みは他の掲示板でも似たようなのを見かけるので、恐らく人間ではなく機械が書き込んでいるんだと思うけど、人間によるマナー違反な書き込みも多く、それを注意すると意地になって同じ内容の書き込みが増えたりする。

大した情報を扱っている所では無いので、俺もザッと見るだけで次のページまで遡ることはない…恐らく大半の人がそんな感じで使っていると思う。

悪戯の新規スレッドが乱発されれば、普通のスレッドが誰も見ない次のページに送られてしまう。

スレッドに返信を書き込むと、新規書き込みと見なされて最上に上がるので、トップページは荒しスレッドと、それに反応する指摘厨の返信で埋まってしまった。

俺も板が荒れだした時から疎遠になっていたんだけど、久しぶりに見に行くと状況は更に悪化していて、その掲示板の管理人に対する怒りも書き込まれていた。

管理人が悪戯スレを削除してくれないので荒れ放題になる…思うに、管理人はとっくに居なくなっていると思う。

頻繁に見かける何年も更新されていない個人ブログみたいなもので、管理人はもうその掲示板に関心が無く放置しているんだと思う。

管理といえば、飽きて放置で無くても管理が出来なくなることがある。

俺の場合、パソコンの故障でハードディスクが壊れたときなど、バックアップを取っているごく一部の重要な事柄以外は、メールアドレスが判らなくなったり、管理パスワードが判らなくなってしまう…昔のYOUTUBEのアカウントなど消せなくなったモノが多い。

そういう意味では、ネットの中で管理人がコントロール出来ている「生きている」モノは少ないかもしれない…大半は面白そうだからと初めて、三日坊主で放置されているんだと思う。

そういう意味では、インターネットは膨大な人の思念の墓場なのだ。