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阪神 - 巨人 18.04/20~22 [阪神タイガース]

3タコ[野球]

聖地甲子園で巨人相手に屈辱の3連敗だった。

初戦は藤浪が自滅、2戦目は打線が沈黙、3戦目は1-10という高校野球ならコールド負けという有様。

楽しみにしていたファンも多かったと思うが、非常に残念な結果に終わった。

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藤浪は2軍に降格したが、藤浪の問題を解決できるコーチがいないので復活は厳しいと思う。

藤浪の最大の問題は色々あるけど、頭でっかちという部分もあるのかもしれない。

プロデビューした時は大谷より格上で、それ以後も日本を代表する投手と比較されたり、将来を期待されていた。

しかし、それはマスコミと阪神という人気球団が作り上げたモノで、振り返れば侍JAPANでも目立った活躍は無かった。

また、藤浪は春キャンプ前の自主トレではダルビッシュの所に行くなど、将来はメジャー参入ありきな人脈に乗っている。

メジャーで通用する天才達から見聞きしたり教わった情報で頭でっかちになっているのかもしれないが、凡人には天才は模倣にはならないどころか、むしろ有害だと思う。

いずれにせよ、ここ最近の藤浪の成績を見ればダルビッシュとの自主トレの成果が出ているとは思えないが、特効薬も見あたらない。

藤浪は2軍で奇跡的に生まれ変わらない限り、今年の戦力として期待するのは危険だと思う。


今回の巨人戦を見ていてハッキリしてきたのが、今の阪神の勝ちパターン。

この試合展開になれば強いというのが今の阪神には見あたらない…ナントナク投げて、ナントナク打ってを繰り返すだけでチームに特徴が無い。

これが相手を楽にさせているんだと思う。

足を使って掻き回してくるチームなら、四球でランナーが出ただけで嫌な雰囲気になるが、阪神はランナーが出てもまず盗塁の心配は無い大名野球だ。

守備もザルで、とにかく打撃だけに特化させた超攻撃型のはずなんだけど、巨人などのちょっと良い投手が相手だと完全黙秘になってしまう。


恐らく答えは「攻守のバランス」が正解なんだと思う。

ただ、問題はまさにこの部分で、我々は薄々正解に気がつきつつも3年目に突入しているという事。

真弓~和田の地味ながらもAクラスに帳尻を合わせる小粒な野球から、金本監督から筋トレで身体を大きくしたパワー野球に切り替えた。

それが発展途中の「道半ば」なのであれば、いつ開花するのか?だと思うが「ここまで2年間やってきて」今更守りの野球に切り替えられるか?だと思う。

勝負はこれからなのだ。