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自分の中の自分 [日々のあれこれ]

変えなくても成り立つ事[ぴかぴか(新しい)]

最近よく考えるというか、脳裏を過ぎるのは人生の残り時間という奴。

子供の頃、今の俺の年齢の人なんて「自分がその年齢になることが考えられない」程遠い事だったが、結局は20才になっても30才になっても、俺の中の俺は何も変わらなかった。

自分という奴は何処まで行っても自分なんだけど、中身は変わらなくても肉体は1秒ごとに老いている。

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人のふり見て我がふりでは無いが…例えば俺より遙かに年上の人が将来の夢的な事を語ったりすると「あんた後何年生きられると思っているんだよ」と心の中でツッコんでいる。

平均寿命から逆算すると、もう棺桶に片足突っ込んでいるのに気づかない脳天気な人が多いんだけど、その人の中にいるその人の気分は20歳代なんだろう…。

こうなってくると、自分は如何に人生の終息に向かって生きていくか?的方向なんだろうけど、そういう考えを実践出来るのは経済的に余裕のある人たちだと思う。

大抵の場合は、俺みたいなのも含めて日々の生活をこなす事で1日が終わってしまう。

俺は死ぬ寸前まで、これまでやってきた事を「変えなくても成り立つ事」だけに絞り込んだ奴の勝ちかなと思う。

自分がヨボヨボの老人になるまで生きるとして、スクラップになっても出来ることって何だろうか?

これは難しいが、それをライフワークに出来れば、それ以上の幸せは無いと思うのだ。