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歴史に興味 [日々のあれこれ]

古代の謎に触れたい[ペン]

俺は歴史と聞くと学校の授業みたいなのを連想してしまって、つまらない苦痛なモノというイメージで脳に焼き付いていた。

そんなネガティブな歴史のイメージが見仏をやるようになって崩れていった。

退屈なテキストを丸暗記する学校教育の歴史と違って、実際に古い寺などに行くと歴史の息吹がリアルに感じられる。

テレビ番組や書物も同じで「歴史探訪」な番組などで得た情報と、実際自分の身体で触れた情報とは似て非なる別物だと思うし、学校教育での歴史の授業が特殊なモノかも良く判る。

歴史に対する認識が、学校教育なんかで終わってしまうのは余りにも勿体ない事だと思う。

俺なんかは歴史の基礎が無い…高校が理数系の進学クラスだったので日本史などは素通りしただけ。

ただ、歴史の知識があると見仏が楽しくなる…事前にネットや旅番組などで歴史的背景の情報を持って寺社に行くと、何も知らない状態より深く見れて、重要なモノを見逃さない。

情報がないと帰宅して素晴らしいモノを見逃していた事に気づいたりする…情報は持つに越したことはない。


最近歴史で興味があるのは古代史で、大和朝廷辺りから鎌倉時代辺りまで素晴らしい仏像があるのでその歴史的背景をマニアックに知りたい。

日本の古代史を突き詰めれば邪馬台国に行き着くが、そこまで遡ると文献が無いとされている…その頃の日本には、まだ文字が無く、仏教と共に大陸から文字が入ってくると言われているが、6世紀の仏教伝来よりも前の稲荷山古墳出土鉄剣などには漢字が使用されているし、近年の調査で古墳などから神代文字が彫られた物は数多く見つかっており、阿比留文字の描かれた鏡もある。

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また、日本書紀や古事記で日本の歴史を遡ると神話の話になるが、学校教育では科学的では無いと学んだ。

しかし、神話のはずのものが現実に存在しているのもある。

例えば神社だと「社伝」などを根拠にしているが、創建者が神話に登場する人物だったりで、古い歴史に触れれば触れるほど教科書に無かった新しい発見に驚かされる。

見仏に始まり、最近では神社などにも興味の範囲が広がってきた…切っ掛けは去年の秋に行った奈良飛鳥地方の旅だった。

歴史の謎は、実際にその地に足を運ぶと判った気分になれるのが不思議なのだ。