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阪神 - 中日 18.04/06~08 [阪神タイガース]

1勝2敗[野球]
例年通り開幕が遠征から始まった阪神は、地元に戻り京セラD大阪で早くも虫の息状態の中日と対戦。

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初戦は藤浪の独り相撲だった。

試合終了後、金本監督は藤浪のピッチングを「全員バントされたら全部ヒットですよ」と呆れ顔。

藤浪の問題は山積みだけど、中でも厳しいのが「コントロール」と「スタミナ」だと思う。

メジャーで大活躍の大谷を意識しているのか、力んで速球を投げようとするんだけどストライクが入らない。

確かに藤浪が新人の頃は大谷より成績が良く、マスコミにも比較されたライバルだったので自分もメジャーで通用すると勘違いしているのかもしれないが…俺の見立てでは大谷は藤浪と似ているのは身長位で、他の部分はモノが違う。

だから藤浪は大谷の影に惑わされず、地道に落ち着いて自分を磨くべきだと思う。

金本監督も調整に具体的な策があるなら藤浪を2軍に落としても良いと思うが…しかし、策があるなら開幕前に策を講じていると思う。

藤浪は今年から楽天の投手コーチをやっている佐藤義則さん位しか扱えないと思う…2軍に落としても福原コーチでは悩みを聞くのが精一杯だろう。

つまり誰も藤浪を弄れないというか「育てられない」でいるんだと思う…去年から何も変わっていない。

荒れ玉で成功した投手といえば…西武の石井一久位しか知らないけど、それでも藤浪のノーコンとは質が違った。

藤浪の場合は梅野がジャンプして飛びつかないと取れない…藤浪の球は荒れ玉と違って「暴投」と呼ぶ。


金本の采配も、9回の梅野のスクイズなどは商店街の草野球チームでもやらないようなお粗末な野球で、後何年やらせても成長しないだろうなと思わせるに充分だった。

2戦目は秋山で勝利するも、3戦目は先発能見が崩れ、去年より不安定な中継ぎが打ち込まれた。

特にマテオの不調が目立つが、その兆候は開幕からあった。

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ただ、投手が崩れる切っ掛けは守備の乱れからなので、これは守備軽視の金本野球の典型的な特徴。

どうしても大山をサードで起用するのであれば、セカンド鳥谷、ショート大和だったと思う。

西岡が調子が出来ていたので、積極的に使って欲しい。

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早くも色々見えてきたが、モノを言うのは打って守るというシンプルな事で、そういう意味では金本阪神になって間違いなく体力は付いてきている。

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ただ、金本野球は野球が雑!

どうせ緻密な野球は無理なんだから、バントとか似合わない事をやらずに好き勝手に打たせれば勝てると思う。

アホが変に頭を使おうとするから負けるのだ。