SSブログ

大谷翔平大活躍 [スポーツ観戦]

大谷は何を目指すのか[野球]


初登板を勝利し、2回目の登板ではあわや完全試合か?という勢いだった。

打っては初勝利の翌日から毎日3連続ホームラン…しかも3本目は特大アーチって、メジャーで無く日本でやっても凄すぎる記録。

腹の出たベーブ・ルースと比べる人もいるが、100年前の野球と今では技術が違いすぎて比較するのはナンセンスで、タイムマシンで2人が戦えば大谷の圧勝だろう。


良かったね大谷、本来なら日本のプロ野球に行かないで、即メジャーに行きたかったが…やっと長年の夢を叶えた。

メジャーリーグは凄くタフなのでスタミナが心配だけど、この快調を維持して欲しい。

04.09.01.jpg



大谷を見ていると、人間が最も輝いている瞬間というのを感じる。

一生の間に光り輝く幸運な瞬間を持つ人がいる…この点に関して神は全ての人に対して平等ではない。

朝の通学の時間に地下鉄なんかに乗ると、女子高生達が仲間同士で乗り込んで来るのに遭遇する事がある。

中にはプロのモデルか?と思うようなビックリする様な可愛い子がいたりするんだけど、そういう子に限って淡々と日常を普通に生きている。

人間が光り輝く時間は限られているので、実に勿体ないんだけど本人は自分の輝きに気づかない…恐らく芸能のスカウトとかに声を掛けられない限り気づかないんだろう。


野球選手で光り輝く時は、若さと才能が噛み合った時だと思う…そういうのは何年か後に「あの時が全盛期だったんだな」と判るモノとは違う気がする。

もちろん年齢を重ね、経験を重ねて輝く事もあるが、そういうのは人的な努力の結晶で、初鰹の様な期間限定の輝きはカメラのストロボの様に一瞬で消えてしまう。

今の大谷はアメリカ人より大きな身体に若さと才能と努力が奇跡的に噛み合った、神懸かった状態。

そんな絶頂期にメジャーデビュー出来る運も持っている…日ハムで両刀使いをやらせて貰えなかったり、大怪我をするリスクもあっただろうに、きっちりとメジャーの開幕に合わせられたのも神懸かっている。

もちろん本人は努力しているんだろうけど、このタイミングは努力云々で出来る事では無い。

これから相手チームにマークされれば、今の状態を維持するのは厳しくなるだろうが乗り切って欲しい。

現在、打者としては松井秀喜と比較されるが、大谷の方が若く渡米しているので伸びしろは大きい。

ただこのミラクルな成績も、現在のペースでは規定投球回や規定打席に達するのは難しいので、防御率も打率も参考記録にしかならないのが勿体ない。

そういう意味では二刀流は派手だけど、得るものは少ないというか「二兎を追う者は一兎をも得ず」だと思う…メジャーの歴史に名を刻みたいのであれば投打のどちらかに専念する方が良いと思う。

大谷の活躍が凄ければ凄いほど、大谷は何を目指しているのか?が気になる。


最近は大谷の試合が楽しみなのだ。