Die Neue These 邂逅

銀河英雄伝説

待ちに待った銀英伝「ディ・ノイエ・テーゼ」のテレビ放送が始まった。




俺は銀英伝の不安というか第1話から最終話までの名シーンの台詞まで諳んじているマニアで、当ブログのタイトル「清瀬銀河帝国」も銀英伝からいただいている。




新しく始まった銀英伝は、絵や声優さんの声はYOUTUBEの予告編で知っていたが、問題は初期アニメとどう違うのか？に興味があった。

第1回目の放送はOVA版と同じ「永遠の夜の中で」というタイトルだった…それを知った時、ひょっとするとOVA版と同じ内容で絵だけが綺麗になるのかな？と思った…なにせオリジナルアニメは1988年製だから画面の縦横比からして違う。

ラインハルトとキルヒアイスが…



こうなる…




メルカッツも…




こうなる…横にいるのはファーレンハイト



ヤン…



同盟軍…一番左が恐らくポプラン、真ん中上がパトリチェフ、右下はフレデリカとユリアンだろうか…ちょっと判らない。




しかし、物語全部を再現するとなると膨大な量と時間が必要になる…その辺りをどうするのか？興味は尽きなかった。

第一回を見ると…まず場面の配置を換えている事に気がついた。

また、オリジナルアニメと比べると多くのシーンが削られている…オリジナルではノイエ・サンスーシで出兵したラインハルトとキルヒアイスを心配するアンネローゼや、戦況を生暖かく見守るフェザーンのルビンスキー、イゼルローン要塞のシュトックハウゼンとゼークト、オーディーンでテレビ中継を見るロイエンタールとミッターマイヤーなど、その後出てくる重要人物達が次々出てきて混沌としているが、Die Neue Theseではラインハルトとキルヒアイスを中心に絞り込まれている感じ。




第一話にヤンが出てこなかったので、第二話は同盟軍の内情が中心なのかも…いずれにせよ始めて見る人にも「判りやすい」編集になっている。




番組終了時の次回予告の動画が無く、タイトルだけが表示されたが「アスターテ会戦」とオリジナルと同じだった。

だから編集でスッキリさせているが、物語としては本気で全部やるのかもしれない。

他にオリジナルと違う部分は、BGMでクラシックの名曲を使っていたのが無くなった事、「銀河の歴史がまた１ページ」という次回の予告編が無かった事、あと小椋佳さんの歌は無かった。

色々変わっている部分はあるが、銀英伝は田中芳樹先生の原作が素晴らしいので大崩は無いと思う。

第二話が楽しみなのだ。