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2018MotoGP第1戦カタールGP [モータースポーツ]

ヨハン・ザルコPP[モータースポーツ]

待ちに待ったMOTO-GPの開幕戦。

予選は来期YAMAHAと別れる事が決定しているテック3のザルコがポールをゲット。

来期のテック3はKTMと、テック3が抜けたYAMAHAのサテライトにはバレンティーノ・ロッシ主宰のVR46が濃厚との噂。

いずれにせよ、2016年版フレームのザルコが08年のロレンソのレコードを更新した。

予選2位は王者マルケス、3位にドゥカティサテライトのペトルッチ、4位はホンダサテライトで今期からMOTO-GPに昇格した中上貴晶のチームメイトのクラッチロー、5位にドヴィツィオーゾ、ペドロサは7位、我らのロレンソは9位に沈んだ。


決勝は19時スタートのナイトレースで、ドライコンディション。

ポールのザルコがホールショットを奪い、レース前半をリード。

10台程のトップ集団の中からマルケスとロッシが抜出る感じでザルコを追う展開で、後方からドヴィツィオーゾがジワジワ上がってくる。

終盤の17周目にドヴィツィオーゾがザルコをパスしてトップに出ると、引き離されるのを嫌ったマルケスも強引にザルコをパス。

ラスト2周でロッシも遅れ、ドヴィツィオーゾとマルケスの一騎打ちとなる。

各コーナー前のストレートでドゥカティのマシンがホンダより僅かに速く、マルケスが真後ろにくっつけない。

しかし、ラストラップの最終コーナーで驚異的なブレーキングでマルケスがドヴィツィオーゾのインを付くが、膨れラインがてしまう…去年のオーストリアGPの再現って感じだった。

最終コーナーの出口でドヴィツィオーゾの真後ろにくっついたマルケスだったが、ゴールまでの直線でドヴィツィオーゾのスリップから抜け出す事は出来ず、0.027秒差でドビジオーゾが逃げ切った。

3位ロッシ、4位クラッチロー、5位ペトルッチ。

中上貴晶は17位、ロレンソは予選~決勝で良いところは見せられず転倒リタイア。

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決勝を見た感想は、ロサイルインターナショナルサーキットはYAMAHAに有利なコースだっただけに、今年のYAMAHAは厳しいかも。

逆にホンダは全戦中最も苦手なロサイルでドゥカティとパワー勝負で互角だったので、今年は相当速いと思う。

確かにドヴィツィオーゾは去年1年で別人の様に成長した…マルケスには手強い存在になると思う。

今年のドゥカティは速いので、ロレンソの巻き返しに期待なのだ。