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ナショナリズムの激突 [日記]

東アジアの場合[どんっ(衝撃)]

世界的にグローバリズムが進む中、オリンピックは普段忘れかけている国家という概念を意識させてくれる。

ただ、ヨーロッパの国なのに選手が黒人だったり、卓球なんてあちらこちらで中国人が違う国の代表だったりするから、オリンピックなどの世界大会も民族や国家に対する個人の感情を反映するモノとしては貧弱になりつつあると思う。

普段はスポーツに興味すら無いタレントなんかが、オリンピックの時だけ騒ぐのを見るとテレビに芸能人はいらないとしか思えない…全然面白くないお笑い芸人なんて有害でしかない。

しかし、規模の大きい世界大会になれば、国同士の争いという側面は今でも生きていて、F1-GPなんかも、一昔前まではヨーロッパ諸国の代理戦争だった。

そのヒリヒリする戦いの熾烈さが弱まったのはマシンが安全になったからで、頻繁に起きる大事故で頻繁に死者が出た昔は各国のドライバー達は命がけで戦う「騎士」という位置づけで国の英雄だったが、今はヘルメットを被った実業家って感じ。

オリンピックも、まだまだ代理戦争的色合いが残っていて、東アジアも例外ではない。

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日本でもサッカーや野球の日韓戦となると盛り上がるが、中国と韓国が競り合ってもそれぞれの国では大騒ぎになる。

カーリングとかのノンビリした競技なら問題は無いんだろうけど、選手が入り乱れるスピードスケート・ショートトラックなどの白熱した競技では見ている側も興奮してしまう。

ネットでは何故か両国とも、日本を使ってマウント取りたがるのが特徴。

中国では「日本が正しかった!中国も韓国人慰安所を設置しなければならない!」と韓国を罵れば、韓国は「日本の成果の一つが南京大虐殺だ!」とやり返している。

…どうでもよいけど、日本を巻き込むのは止めてください!なのだ。