SSブログ

ピックの厚みで出る音の差研究 [ベースの話題]

どっちがヘヴィーか?音声編[るんるん]


相変わらずベースで使うピックを試していて、実際のところ他楽器と混ぜて厚みの違うピックでどの程度の差が出るのか?を試してみた。

適当にリフを作ってドラムは打ち込み、ギターは左右共最近弾いているシングルコイルPickupのStratocaster

ギターアンプはBOSS ME-25のモデリングをUSB経由で録音。

ベースはEMGのPJ搭載のアクティヴ、ロングスケールもので、エフェクターはZOOMのMS60BをPC側のオーディオインターフェイス経由で録音。

試したピックは薄いのがV-PICKSの「V-LPUL」で厚みは0.8mm、厚いのがV-PICKSの「V-TR」で厚みは2.75mmで弾いてみた。

02.18.01.jpg


もちろん録音~ミックスまでの設定は両方全て同じ設定で行なった。

録音したのを聴いてみたところ、両方ピックは「ベース単体の状態」ではかなり違うんだけど、ギターと混ぜると「違っていた部分」がギターに吸われてしまって大きな違いは無くなってしまった。

ギターとぶつかる成分はギターに勝てない…まさにこれがベースの宿命だと思う。

それでも薄いピックは弦が暴れる音がリアルで、どちらがヘヴィーか?となると、薄いピックがワイルドな感じで、分厚いピックはエレガントな感じ。

薄いピック




分厚いピック




当研究会の結論は、この実験では「厚みより弾きやすいピックを使うことを優先すべき」と出た。

ふむ、ここまでの差ならピッキングノイズが出ない太いピックが魅力的かな。

という事で、次のバンドのリハではV-PICKSの「V-TR」で弾いてみる。


しかし、タテ乗りなリフの録音はリズムを頭で取らなきゃイケナイので、首が痛いのだ。