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ギター録音DTM編 [DTM研究会]

自宅録音の条件[あせあせ(飛び散る汗)]

DTMでギターを録音するには大きく2通りの方法がある。

1つはギターをPC直で「素の音」で録音し、アプリ内にあるアンプやエフェクターを使って音を作る方法。

もう1つは、PCをマルチトラック・レコーダーとしてプリアンプからのライン入力やアンプの出音をマイク録音する方法。

俺はどちらでも構わないが、手っ取り早いのはプリアンプから録音する方法だけど、音を後から変える事が出来ないのが難点…歪ませた音で録音してしまうと、後で歪みの調節は出来ない。

最近はアプリが良くなっているので、素の音を録音してアプリ内で代表的なアンプの音にするのが一般的になっているが、最近のデジタルモデリングアンプ・アンプシミュレーターのレベルも上がっているので、ゴキゲンな音が作れればそのまま録音してしまう方が流れ的にはスンナリ行くと思う。

ギターの録音も奥が深い。

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俺も最初はライブな感覚をそのまま録音に持ち込もうとした…ライブでやる事は慣れているが、不慣れな録音で他の考えを持ち込む心の余裕がなかった。

しかし録音経験が増えてくると、ライブと録音は似て非なるモノだと思うようになり、それがそのままDTMに移行している。

俺なんかのDTMでのギター録音の基本形は「過多」で入れて、アプリ側で「削る」方法。

写真ファイルで例えると、小さな写真をアプリで引き伸ばすと画質が粗くなる…それと同じでプリアンプ側で少し過多かな?と思える位のを録音し、ミックスの時点で不要な部分をカットする。

これが逆で、ショボい音で録音したのを、ミックスの段階で引き延ばそうと思ってもショボい音は幾らエフェクトをかけても「立派に聞えるショボい音」にしかならずガツン!とはならない。

録音時に求めるのは、若干やりすぎかな?と思える音を作る事で、こういうのは最近のマルチはどのメーカーも得意ジャンルなので、特に高級機材で無くても事足りると考えている。

立派なレコーディングスタジオならいざしらず、俺の部屋録音では小さなBOSSのマルチエフェクター「ME-25」が丁度良い…大きい機材だとケーブルや電源などで「大騒ぎ」になる。

「大騒ぎ」だとただでさえ重い腰が更に上がらなくなる。

手軽に録音出来る環境が自宅録音の勝敗を分ける鍵だと思う。

録音は大変だ!と思ってしまわない範囲で納めるのがポイントだと思うのだ。