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亀岩の洞窟と野島埼灯台 [旅行記]

房総半島温泉旅行~3[いい気分(温泉)]

君津市で蕎麦を食べた我々は、ダム湖を横切って亀岩の洞窟に向かった。

行ってみて判明したのは、洞窟に光が差し込むとハート型になるとか、幸運の鐘とかで…カップル向けの場所だった。

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俺とKはゲイカップルでは無く、2人ともそっちの方の嗜好は全くダメなんだけど、観光スポットの少ない房総半島でそんな細かいことを言い出すと見てまわる場所が無いので立ち寄ってみた。

亀岩の洞窟は観光目的で作られたのでは無く、洞窟周辺の「清水渓流広場」は公共の公園なので無料。

駐車場の隣には幸運の鐘というのがあったが、小さいがお寺の鐘楼にある様な立派な鐘だった。

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洞窟に向かって細い道を歩いていると、極寒の中椅子に座って通行人の人数を数える人が座っていた。

俺はノンビリ歩きながら、東京に住みだした頃の年末に交通調査のバイトをした事をKに話した。

ワアワア昔話をしていると、洞窟に到着…日が差し込まないし、霧も出ていないのでハート型は現れていなかった。

とりあえず写真を撮る。

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戻るときは、板で出来た通路で湿地帯の上を歩く…夏はホタルがいるらしい。

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洞窟を見に来た人たちは来た道を引き返しているのか、誰も板の通路には来ない。

殺風景な落ちた枯れ葉と枝だけの木々の中を2人だけで歩いていくと、防寒着を着込んだ通行人調査員が寒そうに椅子に座っていた。

誰も来ない場所なのに、何の目的で調査しているんだろうか…ここまで何もないと時間が経たないだろうなと、調査員に同情した。


車を走らせると、海が見えてきた…太平洋だ。

風がきつい海辺の道路を走り、房総半島の先端を目指す。

やがて車は白浜町に入った…俺の実家も一時奈良から和歌山の南紀白浜に引っ越したので、白浜と聞くと親近感がある。

房総半島の最先端には立派な野島埼灯台があった。

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見物料を払って灯台の中に入る。

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中にある階段を上ると、ウルトラQの「クモ男爵」の冒頭のシーンを思いだした。

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濃霧警報の中灯台の灯りに異常があると知らせを受けた灯台守が点検しに行くと・・・

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巨大なタランチュラという毒蜘蛛が襲ってきた。

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灯台にはタランチュラがいる。

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何度も見て頭に焼き付いているので、ウルトラQの灯台と同じ角度で撮ってみた。

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灯台の最上部から外に出てみると、強烈な暴風だった。

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我々が泊まるホテルもよく見えた。

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灯台見物を終え、ホテルにチェックイン。

ホテルからも灯台がよく見えた。

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早速今回の旅行の主目的である温泉へ。

良い湯だった。

温泉にゆっくり浸かりながら…年に何度かこういう温泉に浸からないと…というか、浸かれないと生きている意味がないと思った。

夕食はバイキング形式だった。

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食後に甘いのが無性に食べたくなったので、片っ端からガンガン喰った。

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真っ暗になると灯台がライトアップされていた。

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布団にゴロンと横になると疲れていたのか即爆睡だったのだ。