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予感的中 [日記]

厄日[どんっ(衝撃)]

今日は「厄日とはこういう日の事を言う」という見本みたいな1日だった。

用事で出かけたんだけど、出かける前から気が進まない嫌な予感がしていた。

行き先は都心部のある有名な場所で、有楽町線のある駅で降りて地下道を歩き、○番出口という番号から出れば目の前という場所だったので、清瀬駅から新木場行きという有楽町線に乗った。

しかし、何かオカシイ…ひばりヶ丘駅で停車したまま動かない。

イヤフォンを外して車内案内を聞くと、練馬から先にある有楽町線と副都心線が交差する小竹向原という駅の信号機のトラブルらしい…まだ信号機が壊れて間がない感じ。

しかし道路にある信号機で壊れたのなんて見たことがないが、鉄道の信号機って頻繁に壊れる…中国製か?

待ち合わせの時間は刻々と迫るが、電車はノロノロ動き出したものの車内放送などの情報が全く無い。

そのまま乗っていれば有楽町線を走るのか?それとも地下鉄には入らないので池袋行きに切り替わるのか?池袋に行くとすればどれが一番速いのか?等々知りたいことが何も判らない。

こういう状況になると交通機関の案内などは全く信用できない…それまでの行き先などが「恐れ入ります」の一言でどうにでもコロコロ変わってしまうので、このまま乗り続けていると大変な事になるなと、石神井公園駅で小竹向原を通過しない池袋行きに乗り換える事にした。

池袋から山手線に乗ったが、目的地は有楽町線の駅からしか判らないので、有楽町線の駅を目指した。

目的の有楽町線の駅に最も近い山手線の駅で降りると…他の地下鉄路線と一緒に有楽町線のマークが付いているので、その矢印に沿って歩き出した。

その駅は都心の巨大な駅で、丁度退社時と重なって多量の人でごった返す中、迷路の様に入り組んだ地通路を歩いた。

昭和の雰囲気というより敗戦直後の雰囲気という、今時後進国に行っても見られないような薄暗くて汚い通路を延々と歩いていると、有楽町線の駅に着いた…後は○番出口から出るだけだと思って案内の地図を見ると、○番出口という表記が無い。

あるのは「B-1出口」とかの表記で、地図を見ても何か様子が違う…。

改札で暇そうにしている駅員に聞くと、現在地は有楽町線は有楽町線でも別の駅であることが判った。

確かに案内板に駅名の表記は無く、漠然と「東京メトロ」とか「有楽町線」というマークがあるだけで…結果、俺は地下鉄を反対側に一駅歩いた事になる。

日本の駅はハングル表記とかは熱心に表示するのに、肝心の駅名が無い…頭が相当悪い。

12.08.01.jpg
駅名を書かんかい!


雨が降っていたが…その街は昔働いていた場所で土地勘はあるので、仕方なく極寒の地上に出て小雨の中を歩いた。

完全に遅刻だ。

歩きながら、自宅を出る前からしていた予感の事を思いだした。

せっかくの予感だけど、どうしようも無いのだ。