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TRACE ELLIOT [ベースの話題]

苦手なアンプ[ふらふら]
昔からTRACE ELLIOT(以下トレース)というベースアンプに良い印象はない。

ギターを弾いていても、ベースアンプがトレースだと音程感が無くて何を弾いているのか判らないのがストレスだった。

…最近ベースを担いで入ったリハーサルスタジオのアンプがトレースだった。

近所の連中とやっているバンドなので、東村山のスタジオを使うことになった…ドリフの志村けんの東村山だ。

細かい事は忘れたが今から約30年前、何故か俺はそのスタジオを使った記憶がある…。

今は土足で入れるが当時は靴を脱いで入らなければいけなかったと記憶しているが…当時の俺は池袋近辺に住んでいたので、どういう事情で遠く離れた東村山のスタジオを使ったのか?がわからない。

どんなバンドで、何をしにいったのかも忘れてしまったが、靴を脱いだ事だけは微かに覚えている。

それでも、数年前に使った事があったけど、その時の記憶も…イマイチ覚えていない。

東村山といえば、今住んでいる地域の管轄の関係で運転免許証の住所変更などで行ったり、音源製作でヘルプの人に参加してもらう為の打ち合わせで行った事もあったので、全く見知らぬ場所では無いが、不思議と俺には印象に無いぼやけたイメージしか無い。


清瀬から西武池袋線に乗って所沢で乗り換える。

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所沢の次の駅が東村山駅。

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スタジオに入ると小さなトレースが待っていた。

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単発で鳴らすと低音が出てそれなりにゴキゲンなんだけど、バンドの演奏と混ざるとどういうわけか奥に引っ込んで音が抜けない。

特に高音が引っ込むので、1弦2弦は弾いてないのと同じ感覚…そこまで極端。

俺はある程度予想していたので割り切って弾いていたが、現場で何とか改善させようとしても時間の無駄だったと思う。

ただ良い面もある。

無駄に低音が分厚い…これはチューブのAMPEGにも言えるが、AMPEGが歪むというか濁るのに対し、トレースはそこまで「別物」にならず、常識の範囲に留まってくれる。

AMPEGはアンプというより、AMPEGという1つのエフェクターみたいだけど、トレースはエッジの立たないベースアンプって感じ。

ブイブイ鳴る重低音はベースを弾いていて楽しいが、間違った箇所を押さえていても音程感がないので音ズレに気がつかない危険なアンプ。

また同じ部屋を使うのであれば、アンプヘッドを持ち込むのだ。