聖林寺 [寺社・城・仏像・ミュージアム]
寺社・仏閣探訪ツアー2017秋 vol.07
聖林寺は以前から気になっていたが、遠くて行けなかった寺。
例えば関東在住の人が奈良・京都に見仏旅行に行くとして、駅から遠い寺になるとタクシーかレンタカーになるので、見に行く優先順位としてはどうしても低くなってしまう。
俺も最初は最もコスパが良い国宝仏像の宝庫である奈良公園周辺で修行を積み、最初の頃は法隆寺に足を伸ばすのが精一杯だったけど、京都の寺などに少しずつ範囲を広げ、今回やっと聖林寺に到達した。
…という事で、いつもの見仏記事同様、寺の詳細やウンチクはネットに星の数ほどある情報に任せるとして、当ブログでは駐車場の値段が幾らか?とか、見仏旅行者目線の情報をレポートしてみる。
秋晴れの中、憧れの聖林寺に向かった…
聖林寺の駐車場に車を止める…駐車場に管理人は見あたらず、寺の受付で自主申告制となっていた。
立っている寺への案内板を見て懐かしいと思った。
聖林寺は色んなテレビ番組が取り上げているので、画像情報が頭に焼き付いている…だから、初めて訪れたのに見覚えがあるという不思議な現象が起きた。
だから聖林寺の看板を見ただけでも…
テレビで見たのを覚えているので…
「よっしゃ~!聖林寺キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」って雰囲気になる。
誰もが聖林寺を訪れるときに歩くコンクリートの上り坂を俺も歩いた…
みうらじゅん・いとうせいこうコンビも歩いた…
日美の井浦新・髙橋美鈴コンビも歩いた…
マンダラ展をやっているみたい。
拝観チケットを買おうと受付に行くと、中に美人の倉本明佳住職がおられて緊張。
本堂に入ると、石造彩色像の本尊子安延命地蔵がデーンと座っていた。
テレビや写真ではアニメチックというかユルキャラっぽく見えたが、実物は気品があった…別物に見えた。
掌善童子も気品があって、写真より利口そうに見えた…やはりライブで実物を見ないと良さは判らないと痛感。
そして、観音堂のある階段を上る。
客仏である国宝十一面観音はすぐそこ。
境内は誰も居ないかの様に静まりかえっている。
観音堂に入ると、正面のガラスケースの中に十一面観音が立っていた。
自然にため息が出た。
判ってはいたけど、思ったより大きい。
いつまでも見ていたくなるほど、優しい波動を感じた。
暫くして、観音堂の中に拝観者が大勢いる事に気がついた…周囲の事が気にならないほど、集中していた事に驚いた。
そして、次から次へと人が入れ替わる…やはり人気の仏像なんだと思った。
皆、静かに見上げている…俺も前を失礼して左右の角度から見上げたりした。
顔が他の一般的な仏像と違って見える…興福寺北円堂の運慶作の弥勒如来と同じで、金箔が剥がれていたり、ひび割れなどで印象は変わっている感じ。
そこで、東京に戻ってから、俺なんかが思う聖林寺十一面観音が作られた当初の姿を、お絵かきアプリで作ってみた。
でも…他の仏像とは違う独特の感じだと思った。
大満足で観音堂から出た。
真冬に行く人は靴下を強化した方が良いと思う…俺の経験からして、東大寺法華堂の板の床と同じで真冬は相当冷たくなると思う。
マンダラ展を見て、大満足で駐車場に戻った。
憧れの聖林寺は、期待以上の素晴らしさだった!
訪れた人が、交通の便や境内の狭さなどに少々不満があったとしても、日本彫刻史上の代表作、天平彫刻の十一面観音を目にすると一瞬で黙ってしまうだろう。
奈良の仏像の層の厚さに今更ながら驚いたのだ。
聖林寺は以前から気になっていたが、遠くて行けなかった寺。
例えば関東在住の人が奈良・京都に見仏旅行に行くとして、駅から遠い寺になるとタクシーかレンタカーになるので、見に行く優先順位としてはどうしても低くなってしまう。
俺も最初は最もコスパが良い国宝仏像の宝庫である奈良公園周辺で修行を積み、最初の頃は法隆寺に足を伸ばすのが精一杯だったけど、京都の寺などに少しずつ範囲を広げ、今回やっと聖林寺に到達した。
…という事で、いつもの見仏記事同様、寺の詳細やウンチクはネットに星の数ほどある情報に任せるとして、当ブログでは駐車場の値段が幾らか?とか、見仏旅行者目線の情報をレポートしてみる。
秋晴れの中、憧れの聖林寺に向かった…
聖林寺の駐車場に車を止める…駐車場に管理人は見あたらず、寺の受付で自主申告制となっていた。
立っている寺への案内板を見て懐かしいと思った。
聖林寺は色んなテレビ番組が取り上げているので、画像情報が頭に焼き付いている…だから、初めて訪れたのに見覚えがあるという不思議な現象が起きた。
だから聖林寺の看板を見ただけでも…
テレビで見たのを覚えているので…
「よっしゃ~!聖林寺キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」って雰囲気になる。
誰もが聖林寺を訪れるときに歩くコンクリートの上り坂を俺も歩いた…
みうらじゅん・いとうせいこうコンビも歩いた…
日美の井浦新・髙橋美鈴コンビも歩いた…
マンダラ展をやっているみたい。
拝観チケットを買おうと受付に行くと、中に美人の倉本明佳住職がおられて緊張。
本堂に入ると、石造彩色像の本尊子安延命地蔵がデーンと座っていた。
テレビや写真ではアニメチックというかユルキャラっぽく見えたが、実物は気品があった…別物に見えた。
掌善童子も気品があって、写真より利口そうに見えた…やはりライブで実物を見ないと良さは判らないと痛感。
そして、観音堂のある階段を上る。
客仏である国宝十一面観音はすぐそこ。
境内は誰も居ないかの様に静まりかえっている。
観音堂に入ると、正面のガラスケースの中に十一面観音が立っていた。
自然にため息が出た。
判ってはいたけど、思ったより大きい。
いつまでも見ていたくなるほど、優しい波動を感じた。
暫くして、観音堂の中に拝観者が大勢いる事に気がついた…周囲の事が気にならないほど、集中していた事に驚いた。
そして、次から次へと人が入れ替わる…やはり人気の仏像なんだと思った。
皆、静かに見上げている…俺も前を失礼して左右の角度から見上げたりした。
顔が他の一般的な仏像と違って見える…興福寺北円堂の運慶作の弥勒如来と同じで、金箔が剥がれていたり、ひび割れなどで印象は変わっている感じ。
そこで、東京に戻ってから、俺なんかが思う聖林寺十一面観音が作られた当初の姿を、お絵かきアプリで作ってみた。
でも…他の仏像とは違う独特の感じだと思った。
大満足で観音堂から出た。
真冬に行く人は靴下を強化した方が良いと思う…俺の経験からして、東大寺法華堂の板の床と同じで真冬は相当冷たくなると思う。
マンダラ展を見て、大満足で駐車場に戻った。
憧れの聖林寺は、期待以上の素晴らしさだった!
訪れた人が、交通の便や境内の狭さなどに少々不満があったとしても、日本彫刻史上の代表作、天平彫刻の十一面観音を目にすると一瞬で黙ってしまうだろう。
奈良の仏像の層の厚さに今更ながら驚いたのだ。
2017-11-14 23:00