談山神社

寺社・仏閣探訪ツアー2017秋　vol.06

これまでの見仏流行は仏像を見ることに目的を絞り込んで観光地のシーズンオフを狙っていたが、今回は紅葉も見たくなり、桜井の奥にある紅葉で有名な談山神社に行ってみた。




木々が色づくには少し早い時期だったが、談山神社は山深い場所にあるので丁度良い紅葉だった。

…俺は恥ずかしながら談山神社の事は知らなかった…10月21日にテレビ神奈川で放送された三重テレビ放送の旅情報番組「ええじゃないか。」で「絶景の紅葉名所をええ旅さがし～奈良県桜井市、宇陀市」を見て凄く気に入ったので行くことにした。




「ええじゃないか。」は、前回の旅でも興福寺のレポートが見仏旅行で凄く参考になった。

俺の超お勧めの情報番組で、今回も談山神社だけで無く、室生寺の最新情報も大いに役立った！




旅番組といえば景色そっちのけで、売れなくなったタレントの顔面アップばかりのだとか、歌舞伎役者などが古都を我が庭の様に威張って紹介する様な見るに堪えないのばかりだけど「ええじゃないか。」は低予算ではあるが、堀口文宏と萩美香のプランナーコンビが元気一杯に旅などで役立つ情報を紹介してくれる優良番組。




その「ええじゃないか。」で談山神社の素晴らしい十三重塔を見て「ここに行くしかない！」と思った。





飛鳥方面から車で向かうと、談山神社はかなり山深い場所にあった。




道路沿いにあった案内板の先は道幅が狭いので、神社からは少し離れるが大きな無料の第一駐車場に車を止めて歩いた。




駐車場から長い階段を降りると、神社までの途中に土産物や物産を売る店が続き、串を刺したコンニャクが美味そうだった…帰りに買おうと思っていたら、帰りは紅葉の写真を撮るために別ルートを歩いたので食べそびれてしまって凄く残念！




正面入り口の受付から境内に入る。









手水場の龍がカッコ良い！




入ってすぐに、もの凄い階段が立ちはだかる。




しかし、俺は「ええじゃないか。」で迂回ルートを知っていたので、参拝客から逸れて別ルートに進む。




境内の中心にある蹴鞠の庭…ここからの十三重塔の眺めが最高とされている。




木造建築では世界最古、日本で唯一の十三重塔…余裕で国宝だと思うが、なぜか重文。




十三重塔、超カッコ良い！








凄く立派な桜門。




拝殿に入る！




拝殿から本殿を眺める…日光東照宮造営の際の手本となっただけあって、雰囲気がソックリ。




拝殿には歴史の教科書で見た「蘇我入鹿暗殺の図」があった。




どことなく春日大社っぽい雰囲気もある。




境内には岩くらや龍神社などのパワースポットがある。




大和さくらい100選にも選ばれている。




とにかく十三重塔が圧巻だった！




お守りが珍しい人形！






紅葉も桜で例えると五分咲きって感じだったけど、これ以上になると行楽客で混むと思う。




紅葉の中の談山神社は最高に綺麗だったのだ。