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奈良国立博物館 - 正倉院展 [寺社・城・仏像・ミュージアム]

寺社・仏閣探訪ツアー2017秋 vol.08[カメラ]
奈良の国博で開催されている、毎年大人気の正倉院展を見に行った。

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事前調査で激混みと聞いていたので、極力足を溜めておこうと近鉄奈良駅構内の臨時販売所で正倉院のチケットを購入し、地上に出て横断歩道を渡ってバスで行く事にした。

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バス停が混んでいたので何だろう?と見てみると「ぐるっとバス」というのが巡回していて100円で乗れるので乗ってみた。

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想像していたのと全然違う小さなバスがやってきた。

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バスはあっと言う間に超満員になって発車したが、次の奈良県庁の中で時間調整と言い出して動かなくなった。

俺は座席に座れたのでマッタリ動くのを待っていたが、何人かは降りて歩き出した。

約10分経った後、やっとバスが動き出した…知っていれば奈良交通の普通のバスに乗っていた。

国博に着くと、既に何重か折り返した行列が並んでいたが、見た目より速く進み20分程で館内に入れた。

中は結構混んでいて、ソファーなどは年配者に占領されていたが、皆熱心に太古の麻布や地図などを覗き込んでいた。

俺の目当ては伎楽面の迦楼羅。

迦楼羅は阿修羅像と同じ「八部衆」の天部で興福寺のが有名だけど、伎楽面にもなっていたとは知らなかった。

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あと、三十三間堂の迦楼羅像は笛を吹いていて、火焔の光背が付いていたりしてカッコ良い。

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しかし、正倉院の迦楼羅伎楽面は縦にペシャンコになっていて、面として使えない感じだった。

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今回の正倉院展の目玉の1つの「緑瑠璃十二曲長坏」は綺麗な緑が印象的。

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人気の金銅水瓶も、小さな鳥頭形の注口が良かった…ってか、鳥頭で無くて龍だったらもっと良かった。

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色とりどりで、細かい細工を見て当時の技術の凄さに驚いた。

目録を買って終了…聖武天皇にまつわる品々が時を越えて目の前で見れたのは凄いことだと思う。

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出口から出て入り口方面を見ると、入場待ちの行列の長さは衰えていなかった。

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人気特別展は体力勝負なのだ。