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人が生きるということ [日々のあれこれ]

凶悪犯の言葉[どんっ(衝撃)]

神奈川県座間市のアパート一室に男女9人の切断遺体が遺棄された事件の衝撃が日本列島を覆っている。

容疑者の残忍な犯行は許されないが、どうもシックリ来ない…狭いユニットバスの中で週に1人のペースで合計9人の成人の死体を骨と臓器に分けたらしいが…無理だと思う。

それ以前に、壁がペラペラのアパートで人を殺そうとすると隣人達が音で判ると思う…殺害した女性の交際相手の男性も部屋に誘い出し殺害したと説明しているらしいが、殺害された男性は部屋の中で唯々諾々と全く無抵抗に殺されたのだろうか?

自殺志願者の女性ならいざしらず、成人男性を狭いワンルームの中で音も立てないで殺すのは不可能に近いと思う…猛毒を盛っても死ぬまでは激しく暴れるだろう。

普通に考えれば、容疑者は歌舞伎町辺りの臓器売買とかの犯罪集団の下っ端で、身代わり逮捕だと思う…残虐な犯行を他人事のように細かいことまでベラベラ話すのも不自然。

ただ、そういうのが最近の若い人なのかもしれない、おっさんの俺なんかに今の若い人の心理は理解不能なのかも…恐らくこれが正しいと思う、俺には判らない。


そんな事件の事とは別に容疑者の言葉が気になった。

報道によれば、27才の容疑者は父親に「生きていても意味がない」「何のために生きているのか分からない」などと打ち明けていたという。

父親は息子の言葉にどう答えたのだろうか…。

確かに我々は何のために生きているのか?と考えると…結構難しい。

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思いつくのは…月並みだけど「成功」とか「挑戦」とか「自己の成長」や「愛」とかそういうのに取り組む為だと思う。

自分の人生を自分が作るんだという事で、世の中にはそういう「取り組み」に群がるビジネスが星の数ほどある。

何でも良いけど目標に挑戦してみる…ただ、目標に近づこうとすれば本気になる必要があると思う。

最近は良くも悪くも何かに懸命に打ち込んだり、没頭する人を「イタい奴」と蔑む風潮があるので、目標に進む人はマニアックな少数派のルートを歩むことになると思うが、悪いことではない…マニア同士の交流は楽しい。

例え目標に達する願いが叶わなくても、そういうのは失敗とはいわないと思う。

俺なんかが思うのは、せっかく人間として産まれたからには他の動物たちには無い、人間だけが持っている優れた能力を楽しまなければ損だと思うのだ。