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阪神 - DeNA 17.10/14・15・17 [阪神タイガース]

1勝2敗[野球]

楽しみにしていたクライマックスシリーズ・ファーストステージが、聖地甲子園で行なわれた。

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1勝1敗となって、やっと晴れた第三戦で阪神はあっけなく敗退。

阪神の今年の全てが試合開始から30分で終わった…まさに瞬殺だった!

先発の能見は初回から蜂の巣にされ、30分を越えるDeNAの1回表の攻撃で試合は決まってしまった。

ベンチはたまらず石崎にチェンジ。

何処か呉昇桓の雰囲気がある石崎が能見の残した大ピンチを無失点に抑えた…圧巻のピッチングだったが時既に遅しだった。


CS敗退の最大のポイントは土砂降りの泥池の中で、豪雨の中で何故か行なわれた第二戦だったと思う。

福留、糸井、鳥谷が露骨な怠慢プレーを連発し大差で負けた。

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前代未聞の悪コンディションで何故試合を強行したのか?

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常識的に考えれば第一戦で阪神が勝ったので、豪雨だった残り2日は中止で阪神は自動的にセカンドステージに勝ち上がれたはずなのに、何故か水はけが日本一良い甲子園球場が洪水状態になる中で9回まで試合を強行したのかは謎で、これをやらせた馬鹿は誰であっても責任を取るべきだと思う。

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いずれにせよ、このCSは投手の素晴らしさばかりが目立ち、打線は全く打てなかった…しかも打ったのはベテランだけで、金本自慢の金本チルドレン達は影も形もなかった。

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春のキャンプから投手陣などのディフェンスを捨てて、長打に特化したバットを振り回す練習をひたすら目指してきたが、結果は「何も変わらない」どころか、更に酷くなっている感じでDeNAのウィーランドという3A丸出しの投手に手も足も出なかった。

打てる気配を微塵も感じなかった…というか、CSでやる気を出しているのはメッセンジャーだけで、後はやる気を感じられなかった。

選手の成績も残念だったが、監督の采配もラミレス監督と金本では天と地程の差があった!


さて、これから先の事に目を向けると、大和は国内FA権を行使すべきだと思う。

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監督が金本に変わってからは、大和を初めとする非金本チルドレンに対する扱いがフェアじゃ無かった…何度も書くが大和は他球団で活躍すべきで、長距離ヒッター以外に興味の無い金本阪神の守備固め要員では勿体ない。

内外野ともに球界屈指の守備力を誇る大和が今季の推定年俸5000万円というのも守備超軽視の阪神ならではのアリエナイ値段だけど、どうせ糸原の怪我が治れば成績がどうであれ問答無用で変えられる…北條なんかと競わされたのでは余りに可哀想。

大和は、その能力を「普通に」評価してくれる球団に行くべき。


一方の金本は、このまま脳みそ空っぽでもバットを強く振り回し続ける野球を徹底的に追求すべき…もう2年が過ぎたので、今更守備重視に変更は止めて欲しい。

アホでもバットに当ればスタンドに放り込む野球を目指すべき。

ただ、それが勝てる野球か?と問われれば、全然違うと思う。

野球は個人競技で無く、チームで戦うので攻撃と守備のバランスが最も良いチームが最強だと思う…現在セ・リーグ最強の広島も投打のバランスが取れている。

幾ら4番が個人技でホームランを気持ちよくかっ飛ばしたとしても、守備がザルなら勝てない。

…しかし、攻撃に特化したチームを目指すと言うと何かトンデモナイ偏ったチームになりそうで心配になるが、今の阪神の情けない得点力を考えると、「もっと特化」させても全然足りない。

そういう意味では金本監督の目指す方向は、今の阪神の状態では正しいと思う。

今の阪神に最も必要なのは、DeNAの様な得点力で、秋のキャンプは地獄の打撃漬けにすべき!


まあ…結果知って言うわけではないが、こんな試合を見るくらいなら最下位で良かった。

これは来年の春までが長いのだ。