阪神 - 中日 17.10/10

勝利

阪神は今年の最終戦を勝利で飾ることが出来た。

また、残念だけど、この試合が元阪神のエース安藤と、新井良太の引退試合だった。




矢野の引退試合に意味のないホームランを打った巨人の村田なんかと違って、中日さんには気を遣っていただき、良太には直球だけを投げていただいたりと、本当に申し訳ないが有り難い引退試合となった。

そして開幕投手の顔で、優勝にも2度経験している安藤も、無事栄光の聖地甲子園のマウンドで最後を迎えることが出来た。

金本監督がマウンドでボールを手渡した…良いシーンだった！




夢を抱いて野球をやって、一体何人の投手が甲子園のマウンドに立てるのか？を考えると、改めて素晴らしい選手だったと思う…来期は育成のコーチになるらしいので、引き続き活躍を期待している！


新井良太は、お兄さんが凄すぎるので、いつも比べられて可哀想だけど、兄弟揃って性格が真面目なので人気者だった。




兄弟でホームランを打った！凄かった！




俺は中日時代から好感を持っていて、和田阪神に来たときは4番で起用するなど将来を期待されていたが、腰の怪我でレギュラーから遠ざかってしまった。




兄さんにソックリなホームラン時のバット投げもカッコ良かった！



良太選手は、何処か劇画チックで、緊張した大事な場面でのボールの見逃し方などは迫力満点だった。




スイングスピードはプロ野球選手でも上位の方だと思うし、本人もその事は判っていて最後までフルスイングだった！




有り難う！安藤！新井！お疲れ様でした！


さて、今年の総括だけど、採点ポイントは金本阪神の超変革の効果に尽きると思う。

俺の開幕前の予想は４位なので、2位を高く評価している。

超変革は、結果が出ていないだけで確実に良い方向に進んでいると思う。

金本チルドレンの代表格「高山」「北條」「原口」が悉くダメだったのを、中堅の「上本」「俊介」「大和」の活躍で補えたのも良かった。

また、今年不振だった金本チルドレンの高山は「2年目のジンクス」だっただけで、来期は去年を越える脅威の活躍をするだろう…その為には、今年という地獄が高山に必要だったんだと思う。

来期の若手野手では高山、中谷、大山辺りに注目かな。


それより問題は藤浪だと思う。

育てられないでここまで来てしまった…コーチ陣の能力が問われているんだと思うが、2軍の久保コーチも退団だしどうなるんだろうか。

岩貞や秋山が出てきたので、最近は藤浪がいなくてもあまり話題にならない。

こうやって考えてみると、やはり2軍は重要！…掛布2軍監督が去った後、新たに2軍の体勢がどういう布陣になるのかが、来期以降に大きく影響すると思う。


さて、いよいよ今週末からは今年頑張ったご褒美というか、ファンにはオマケみたいなCSが始まる…巨人ファンなんてもうとっくにシーズンオフなのを考えると今年は良い。

復活したメッセンジャーが楽しみなのだ。