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ピッキングとミュート [ギターの話題]

最初からやり直し[るんるん]

最近ピッキングに変な癖が付いてしまった。

俺は元々数種類のピッキングを使い分けていたんだけど、「ここ一発」での速いピッキングで選択するピッキングがいつの間にか違うフォームになっている事に最近気がついた。

肘をギターにくっつけて、手首の回転で弾く方法に拘っていた時期があって、恐らくその頃にピックもPICKBOYから今使っているJIM DUNLOPに変えた。

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先の尖っているPICKBOYのピックを使っていた時は、極力ピックを振らないで最短距離で弦をピッキングしていたが、曲想が変わって速く弾く需要が無くなったので、先の丸いピックと手首の回転に重点を置くようになった。

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そして最近は楽器演奏がベース中心になった事で、ギター的には変なクセが付いてしまったんだと思う。

そもそもギターでのピッキングの「異変」に気がついたのも、少し前にベースのフォームを大幅に変えたから。

そこで、再びギターピッキングのフォームを再考しようと思った…一旦全部初期化して、フォーム作りから始めようと思った。

ピッキングはギターアンプや機材の設定などと連動してくる。

単純にアンプを使わないで、弦とピックだけの状態で理想的なピッキングが出来たとしても、スタジオなどで大出力のアンプから同じ結果が出せるとは限らない…この辺りがアコギとエレキの差だと思う。

エレキの場合、最も重要なのは弦のミュートだと思う…もちろんブリッジ部分から手を浮かせて弾くスタイルもあるが、基本的にはピッキングしている弦「以外」の弦はミュートされている事が理想だと思う。

そこから意識して色々なピッキングを試してみた…ついでにピックも色々試してみた。

この時、やはりアンプで鳴らしながら試すのが大事だと思った。

YOUTUBEでギターを教えている人が使っているピックにも興味があったので、上手い人のを見ると先が超尖った高級感のあるピックだった…水牛かも。

ただ、先の尖ったピックに慣れると、ピックの先が常に尖っていないと弾きにくくなるので面倒…俺はピックは形状より材質だと思う。


色々試してみた結果、ミュートしながら極力ピックの振り幅を狭くした弾き方に戻した…ピッキングは昔のスタイルに戻したがピックはJIM DUNLOPのまま。

俺の場合、右腕の肘をギターに固定させて、右の手のひらの小指側をブリッジに乗せてミュートする。

ピックは親指と人差し指の親指側の側面で軽く挟み、人差し指の親指側の先にピックをアロンアルファでくっつけた感覚で、人差し指の屈伸でピッキングする感じ、肘は動かさず、手首の回転も最低限に留める感じ。

とにかく強くハードにピッキングしようとせず、ピックの先端を弦に当てて滑らせる感じ。

コツは親指はピックがずり落ちない程度に添える感じで、「人差し指の屈伸」で極力ピックを動かさずにピッキングする感じでやっている…結構久しぶりだったのでリハビリが大変だった。


今回のフォーム再確認でベースとギターでピッキングも使用ピックも変わったので、ベースとギターでピッキングに変なクセが混じる事も無くなると思う。

俺が最もピッキングを意識するのは速弾きのギターソロを弾くときで、意識するのは右手ピッキングの正確さに神経を使っている。

ピッキングの粒を揃える、オルタネイトでピッキングするならアップダウンのリズムを綺麗に整える事を最優先にしている。

右手のピッキングのリズムは左手の動きによって乱れてしまうので、特に速く弾く場合は左手の動きが若干前倒しの感覚で動く方が右手のピッキングが乱れにくいと思う。

JIM DUNLOPのピックも厚みが2.0のを使っているんだけど、他の厚みのも試そうと思うのだ。