広島 - 阪神 17.09/05～07

３タコ
３試合とも凄まじい試合だった。

まさに死闘の連続で、阪神からすれば数ヶ月は引きずる程の手痛い逆転負けの連続だった…カープファンからすれば、これほど嬉しい勝ち方は無かったと思う、嬉しさで寿命が数年延びたと思う。

作戦面や選手達個々の問題などを差し引いても、広島が全ての面で阪神を上回っており、まさに今年のセリーグの王者に相応しい強さで、感服した。

一度火が付くと連打が止まらないのが広島打線の怖さ…それを阪神ベンチは投げる前から青い顔でフラフラの藤浪をわざわざ選らんで投げさせた。

数字的な事を言い出せば広島に追いつくのは絶望的なんだけど、それでも3連勝すれば3.5差だった…この差になれば判らなくなってくるはずだった…。

今年の全試合の中で「絶対に負けられない」広島との直接対決の初戦にノーコン・ノイローゼの藤浪を使ったのか？は理解不能で、結果は予想通りに死球から崩れて惨憺たる結果に終わった。





結果論で無く、もし藤浪以外の投手が先発していれば、打線は好調なだけに楽に勝てた試合で、2戦目、3戦目の試合展開も判らなかったと思う。

しかし、広島は絶対に負けられない試合を２つ続けて劇的な「逆転サヨナラ」で仕留めた…阪神ファンからすれば「これ以上の悪夢」は存在しない。





金本監督が一夜にして老け込んでしまった。





それでも、藤浪起用以外の采配に関しては、短期決戦にしては暢気に感じたが、それでもベストの選択だったと思う。

ドリスやマテオが打たれたのでは、仕方がない…打った方を褒めるべき。





2戦立て続けに逆転サヨナラの広島の勢いは、現在阪神のエース秋山にも止められなかった…。





でも、今の阪神のチーム状況を考えれば、俺なんかは予想以上に試合を作れたと驚いている…もっと一方的に死体蹴りされるんだと思っていた。

俺は試合には負けたが、タイガースの選手達を褒めてやりたい。


そんな事よりも俺が恐れるのは、マツダスタジアムが、落合時代のナゴドの様なトラウマになりそうな事。

ドンデン時代、ナゴドで散々落合マジックにやられて、以後数年間ナゴドで勝てなくなってしまった。

今年はファンの俺でさえマツダでの試合は勝てる気がしない。


今回の広島遠征でズタズタにやられたタイガースの疲労は、次のDeNA戦に影響すると思う。

聖地甲子園に戻って、追い上げてくるDeNAと巨人とAクラス残留がかかった重要な試合が続く。





厳しいだろうが、なんとか粘って欲しいのだ。