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初音ミク誕生10周年 [日々のあれこれ]

ボーカロイド[るんるん]

最初は誰がこの声で歌わせて人気が出ると思っただろうか?

しかし10年続けば、もう市民権を得た立派なボーカリストだ。

人間は新しい革新的なモノにもすぐに慣れる…最近のボーカロイドはロボ声なども当たり前で、優秀なものには制作者のエディット作業の凄さに感心したりする。

ベビーメタルの3人は1秒ごとに年を喰うけど、初音ミクの「World is Mine Live」なんか見てしまうと、歌モノは本来ボーカリストがメインのはずなんだけど、コンピュータが人間の歌手以上に魅力的なレベルに仕上げている…俺は充分ライブボーカリストとして「有り」だと思っている。

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以前YOUTUBEで歴史的に有名なバンドのほぼ完璧なコピーを聴いて、余りのリアルさに驚いたことがあって、そこの歌パートがボーカロイドだったのには驚いた…それがどれだけのエディット作業を経ないと作れないかを知っているだけに、脱帽だった。

良く判らないけど、ボーカロイドにAI的なものを追加して複雑なエディットを容易に出来るようになれば、今よりもっと売り上げは伸びると思う。

問題は歌モノだけに「歌詞」と、ネット動画で発表するなら動画制作能力かな。

歌詞に関してはネットで初音ミク用の歌詞がゴマンと溢れているんだけど、俺の場合歌詞は後付でないと、歌詞に曲を当てられない。

でも最近の素人さんの歌詞も良くできていて驚く…曲が浮かぶ凄いのも多い。

ただ、そういう「大変」な部分を含めて、色んな人がボーカロイドで遊んでいる…これは大きい。

人が集まるところにビジネスが集まり、お金が集まるので開発が進む。


ボーカロイドの最大の利点は、人間が歌っていた作業を、メロディー楽器の1つとして自由にコントロール出来る事に尽きる。

打ち合わせや、意見、指示などの「人間相手」の超面倒な手続き無しに、ミスのない思い通りのメロディーが得られるボーカロイドを使うメリットは計り知れない。

初音ミクは、1人で歌モノ楽曲が完結出来てしまうDTMの救世主。

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そういえば俺なんかも以前初音ミクに歌わせようとして音源製作中に、DTMのドラム音源で暗唱に乗り上げて放り投げてしまったが…またやりたくなってきた。

これからのボーカロイドの進化に興味津々なのだ。