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巨人 - 阪神 17.08/25~27 [阪神タイガース]

1勝2敗[野球]

菅野有り難う!

でないと間違いなく3タコだった。

僅かでもレベルの低い投手が出てくると鬼のように打てるが、好投手が出てくるとサッパリ打てない。

ノーコンの藤浪も、坂本に手に滑り止めをスプレーしてもらったおかげで、7回まで持った。

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これは金本監督が就任以来言い続けてきた「押され負け」のスイングとかの問題だと思う…2年経っても何も変わっていない。

それどころか金本チルドレンの代表格は、影が薄くて見えない。

スポーツ紙には「次期監督」という単語も出始めている。

別に他の人に変えても良いけど、金本監督から始まった打ち勝つ野球が阪神に根付いている様には見えない。

だから次の監督が従来通りの投手陣を軸とした守り勝つ野球に戻せば「この2年は何だったのか?」って事になる。

ただ、俺の実感としては、今回の巨人戦での三振の多さを見ていると、このまま超変革を進めてもダメだと思う。

やはり阪神の選手という素材と、超変革の方向が合ってないんだと思う。

金本監督はDeNAの監督になれば威力を発揮すると思う…ひ弱なタイガースの選手に守備を捨てさせて、朝から晩まで筋力トレーニングと素振りでホームラン狙いは無理。

逆に、下手に無駄な筋肉を付けてしまって身体を硬くしてしまい、全身のバランスを崩してしまったのが去年の鳥谷と今年の高山だと思う。

ただ、守り勝つ野球に戻すのも厳しい…自慢だった投手陣も、今や先発投手すら足りない状況で、ディフェンス重視に戻すには土台作りから初めて何年もかかると思う。

だから、ここまで来たからには徹底的に突き進むべきだと思う…再び方針を180度ひっくり返したとしても優勝できるか?となれば話は別だから。

そうなると、阪神もなりふり構わず巨人を見習ってどん欲に勝ちに行くべき。

まず、打ち勝つ為に外野にラッキーゾーンを復活させ、外野スタンドのライト側のデザインを大きく変更して、打球が浜風の影響を受けない様に改装すべき。

マウンドも、ナゴドの様に甲子園だけの特殊なクセを付けたり、広島の様にセカンドランナーにスパイをさせるなど、筋肉を付ける事以外での勝つための努力を球団全体で行なうべき。

ここまで進めてきた超変革は「悪」ではない…今の阪神のホームラン数を見ているとピンと来ないけど、打ち勝つ野球も魅力的。

ただ、このままでは「ダメなんじゃないか?」という空気が出てきそう。

その流れを変えるには、3位までに残ってCSで勝ち上がることだと思う…現状考え得る中で最高のシナリオはこれしかないと思う。

次戦は、やっと高校生が出て行った聖地甲子園に戻って、ヤクルトを飲みながらの納涼試合。

Aクラス獲得への勝負は、これからなのだ。